泉源渓谷の滝めぐり ~旧上斎原村~
この滝は「唐音の滝」といって、落差20m、幅8mと渓谷内で一番大きな滝ですが、落差がありすぎて、下に下りて正面から撮れなかったのが心残りです。
水量も多く迫力のある滝です。
岩肌が水の流れにより浸食され、奇岩も多くみられます。
滝壺に落ちる水は迫力満点!
よ~く見ると、滝に打たれてできた甌穴(おうけつ)もありますよ。
滝壺の奥にも小さな滝がありました。
こんな巨大な「唐音の滝」のそばにあると、滝というよりも岩肌を流れる清流といった感じですね。
冬に木枯らしが周囲の岩にあたりから「カラー、カラー」と聞こえるので、唐音の滝と名付けられたそうですが冬になると水量も減って風の音がきこえるのでしょうか。
いくつもの名もない滝を愛でながら散策していくと「大滝」という優美な滝に巡り会えました。
中央で二筋に滝を分断している大岩は高さ10mあり、内側には縦横2mにも及ぶ甌穴があるそうです。
滝壺にはゴンゴ(カッパ)が出るという伝説も残っていますが、なんだか棲みついていても不思議ではない神秘的な滝でした。
森林公園に行くまではまったく知らない渓谷で、岡山県民もほとんど知らない場所ではないでしょうか。
周りの植物や鳥たちも含め見どころの多い渓谷でした。
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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