帰省中でも沖縄気分。
ちょこっと体調を壊し、8月上旬から入院している実家の母が「そろそろ庭の月桃(げっとう)の花が咲く頃なんだけど、今年はムリかしら、、、」と言うので、「月桃が咲くのは5月だよ」と答えると、なんと関東のほうでは8月頃に花をつけるとのこと。沖縄では特別手入れをしなくても、勝手にぐんぐん育ち、5月頃になると勝手に白い房状の花を咲かせる月桃。ものすごく生命力の強い植物だと思っていましたが、やはり寒い冬を越えるのは難しいよう。実家では毎年冬になる前に、寒さを防ぐため、いくつもある月桃の鉢を全て家の中に入れ、大事に育ててきたようです。
昨日、母からそんな話を聞いたので、今朝すぐに実家の庭の月桃をくまなくチェック!
すると幅の広い葉に隠れて、かわいらしい花がふた粒、ひっそりと咲いていました。ひと房の花が咲いて一輪と呼ぶとしたら、やっぱりふた粒という感じかな。頼りなげですが、一生懸命咲いているんです。
何年もかけて一生懸命月桃を育ててきた母の、野生のカンには脱帽!! ですよ。
・月桃 <げっとう> ショウガ科
沖縄方言名はサンニン。
九州南部から沖縄、中国南部、熱帯アジア地方に分布。初夏に白い房状の花が咲き、秋には赤い実になる。葉には特に独特の芳香があり、防腐効果、消臭効果のあることで知られている。沖縄では月桃の葉に餅を包んで蒸した菓子を、特に「ムーチー」と呼び、旧暦の12月8日にこれを食し、子供の健やかな成長を願う風習がある。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。