世界遺産(座喜味城跡)

公開日 : 2011年11月03日
最終更新 :
筆者 : MO

座喜味城跡に行ってきました。ここは琉球王国時代に建設された城の跡地です。

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さすが世界遺産なだけあって、趣があります。ちなみに、この城は石造りの壁が特徴なんだとか。

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この門を抜けると、目の前に石造りの塀に囲まれた原っぱが目の前に広がります。

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城跡から見渡せる風景がまた最高なんです!入場料なんかもありませんので、ますます最高です。

ぶらぶら歩いていると、琉装した人がいました!

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近くで、琉装させてくれるお店があるようです。

ちなみに琉装なんですが、成人式や結婚式で結構人気があります。

琉球王国の時代において、(男性の場合)地位が帽子の色で分けられていたそうです。

友人の90歳過ぎた祖父は、親戚が結婚式で琉装した際に、帽子の色に非常にこだわっていて「何で紫じゃないんだ」と言っていたようです。

もともとその方は、首里(琉球王国の城下町=琉球王国の時に王室に仕えていた一族が住んでいるという流れがある)の生まれで、琉球王国に仕えていた自分のルーツにとてもプライドを持ってらっしゃいます。

沖縄らしい一面だなぁと思ったので、続けて書きますと。。。

沖縄の首里はまさに琉球王国の伝統と文化の街です。

琉球王国の直属の子孫である「尚家」も首里在住ですし、琉球王国にちんすこうを献上していた一族がやっている「新垣ちんすこう」も首里にあります。その他にも、陶器を納めていた陶器のお店や、かんざしなどを納めていた「金細工のまたよし」など数多くの伝統のあるお店がたくさんあります。

沖縄では首里出身というと、気品がある、お金持ち、プライドがあるというイメージがあるんです。(実際に、豪邸がたくさんあります。)

那覇市のなかの首里ではありますが、「那覇人(ナーファンチュ)」「首里人(シュリンチュ)」というように別の言い方をしたりしますし、「出身は?」と聞くと「那覇です」ではなく「首里です」と返ってきたりします。

また、首里の方言は丁寧であると高齢の方が言うのを耳にしたりします。

琉球王国の歴史は、今の私たちの生活にも少なからず影響を与えていて、とても面白い!と感じますし、琉球王国って凄かったんだなあと、昔のことに思いを馳せて、世界遺産を歩いてみました。

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