沖縄の年中行事 ハマウリ

公開日 : 2013年04月13日
最終更新 :

 4月に入り、まる2週間が過ぎました。

新年度、新生活にもそろそろ慣れてきたころでしょうか。

しかし、旧暦で動くウチナーンチュにとって今は3月。

昨日は沖縄の年中行事のひとつ「浜下り」でした。

旧暦で3月3日は「ハマウリ」と言って、わたしの暮らす島では午前中はお墓参り。

午後は浜に出て貝拾いなどをしながら、お墓にお供えしたお重を食べます。

主に女性たちの行事です。3月3日ですから・・・。

お重.JPG

私の住む島では、

各家庭で違います。

海水に入ることで、邪気払い、厄払いができるといわれました。

または浜辺の白い砂をふむことで、けがれを清めるとも。

浜下りの由来となる民話には アカマタという蛇の一種が登場します。

沖縄読みでアカマターとなれば蛇の妖怪かな。

このアカマターは物語の中では若い色男に化けます。

↓こちらのページで浜下りの由来が紹介されていました。

http://www.nhk.or.jp/okinawa/asobo/mukashi/episode02/index1.html

 浜辺でおのおの過ごした後は、満ち潮にのって「流れ船」が始まります。

流れ船の風習は、県内でもここ座間味島だけだそうです。

大漁旗で飾られた船が、海上をパレードします。

流れ船.JPG

船の上では、太鼓や三線で踊りまくってる人もいます。 

 夜は昼間の貝を肴に、泡盛で宴会!!!

 貝拾いや、流れ船。

年に一度の「ハマウリ」は、とっても楽しい行事です。

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