壺屋陶器まつり、やちむんファンに人気のイベント!
毎年11月下旬、壺屋小学校の運動場で「壺屋陶器まつり」が開催されています。
場所はゆいレール牧志駅を降りて直ぐのところ。
今回で第39回をむかえる歴史のあるお祭りで、今年の開催期間は11月23日から25日の3日間。
沖縄では焼き物のことを「やちむん」と言っており、壺屋焼は約400年前の琉球王府時代に壺屋に陶工たちを集めたことが始まりとされています。
壺屋焼の特徴は力強さと素朴さにあり、ずっしりとした重量感のある器は風格と暖かみがあり、見る人使う人に自然に伝わってきます。
この暖かみは長い伝統に培われた技法によって産みだされたものです。
壺屋焼のお祭りは、同じ月の第一土曜日曜に「壺屋やちむん通り祭り」も開催されています。
壺屋陶器まつりは、お皿や茶椀、花瓶などの生活雑器からシーサーまで、特別価格で展示即売されます。
植物や魚など自然をモチーフとしたデザインと温かみのある色合いは、日々の暮らしによく馴染みます。
早々に行列が出来ていますが、人気の窯元か特価販売されているのか・・・
こちらの窯元さん、良く売れてますね。
様々なシーサーを見ることができます。
ユニークな置物も、楽しさを演出しています。
大きな花瓶、何とも言えない風合いがあります。
壺屋焼を代表する赤絵の焼物には、目を惹かれます。
お祭りでは壺屋小学校の生徒が作成した焼物も、低価格で展示即売されています。
ロクロの無料体験コーナー。
作品を焼くこともでき、出来上がりは来年1月になります。
記念に作成するのも良いですね。
赤絵の抱瓶。
陶製の携帯用酒瓶で、ひもで肩から吊り、腰に当てやすいように断面が三日月形をしています。
壺屋焼ができるまでを紹介したコーナーがあり、小学生が熱心に聞き入っています。
福引コーナーは1窯元3千円買い上げごとに、1回福引できます。
なぜか人気がある焼き鳥コーナーは、お客さんが絶えません。
この他にオークションも開催されており、各工房から出品された作品をじっくり見定め、入札に競り勝った時は最高の気分です。
カーミスーブとは沖縄の方言で「甕勝負」という意味で、陶工たちの勝負のことです。
内容は与えられたテーマの作品を、早く美しく仕上げるかリレー形式で競うもので、陶工たちの素晴らしい手技を、間近に見ることが出来ます。
さあ、お気に入りのやちむんを探しに行きましょう。
壺屋陶器まつり
開催場所:那覇市立壺屋小学校
住 所:沖縄県那覇市牧志3-14-12
問い合せ:壺屋陶器事業協同組合
098-866-3284
入 場:無料
駐 車 場:なし
[イベント内容]
・展示即売 2割以上
・福引コーナー
・オークション
・カーミスーブ(甕勝負)
・陶器作り(有料)
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