ヴァイオリンの王子様、アレクサンダー・リーバク

公開日 : 2010年04月19日
最終更新 :
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ノルウェーで今彼を知らない人はいないと言っていいでしょう。

若手ヴァイオリニスト・アレクサンダー・リーバク(Alexander Rybak)は、2009年ロシアのモスクワで行われたユーロビジョン・ソング・コンテスト(日本でいうヨーロッパ版紅白歌合戦)で、史上最高記録となる387得点を獲得し、優勝しました。

国を挙げてのお祭り騒ぎ

ヨーロッパでこのコンテストは大変有名ですが、ノルウェー人は”まさか”自分たちの国が優勝するとは思わず、当日の夜、優勝が決定した瞬間に国中はお祭り騒ぎ!

しかも、その次の日はノルウェーの毎年の一大イベント「憲法記念日の日」。

いいことにいいことが重なって、国中で大喜び!

憲法記念日の日は、王宮の前で子供たちがアレクサンダー・リーバクの優勝曲『フェアリー・テール』を歌っている姿が多く見かけられました。

ロシア・スウェーデンでも人気

アレクサンダー・リーバクは白ロシアで生まれ、6才の時にノルウェーに移住したというバックグラウンドを持つことから、多くのロシア女性の心を射止めました。

また、普段はノルウェーとスウェーデンは冗談交じりでお互いをライバル視していますが、ユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝で、同じ北欧としての仲間意識が生まれたのか、優勝決定の次の日のスウェーデンの新聞には「リーバク、よくやった!!!」という見出しが踊っていました。

コスモポリタンな王子様といえるでしょう。

失恋を歌った『フェアリー・テール』

ユーロビジョン・ソング・コンテストで歌われた『フェアリー・テール』(おとぎ話)は、彼自身の幼い時の失恋を歌ったもの。

「心が痛むとしても、彼女はぼくのフェアリー・テール〜・・・ 頭がおかしくなったってかまわない〜」と歌っています。

Yoyube で見ていただければ、彼の曲の良さがすぐに伝わってくると思います!

映像はユーロビジョン・ソング・コンテスト当時のものです。

アレクサンダー・リーバク 『フェアリー・テール』(英語)

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