子どもの歌・グスタブ・ロレンセンの死を悼む
ここ数日、ノルウェーではとあるひとりのソングライターの死を多くの人が悼んでいます。グスタブ・ロレンセンは、子ども向けの歌を多く世に送り出したことで知られているシンガー・ソングライターです。
ウイステン・ドルメン(Øystein Dolmen)と一緒に「クヌットセン・アンド・ルドビクセン(Knutsen & Ludvigsen)」というペアを組み、数々の曲を作曲(ペア名のクヌットセンはウイステン・ドルメン、ルドビクセンはグスタブ・ロレンセンを指します)。子ども向けの絵本を書いたり、キッズ番組にも出演したり、彼は子どもから大人にまで親しまれていました。
2010/4/21に、片割れのグスタブ・ロレンセンがオリエンテーリング中に心停止で亡くなり、その突然の死にノルウェーでは多くの人がショックを受けています。テレビや新聞では、彼の生涯を振り返る特集を組んだり、また彼の曲が何度もラジオで流れる日々が続いています。
クヌットセン・アンド・ルドビクセンの代表する2曲をご紹介します。
"バカでゴージャス(Dum og deilig/Stupid and gorgeous)"では、"ユバ・ユバ"という彼らが作り出した言葉が使われていて、とても覚えやすいメロディーです。
"ベルゲンに帰りたい(Eg Va Te Bergen/I want to go back to Bergen)"では、亡くなられたロレンセンさんの故郷である「ベルゲンに帰りたい」という思いが、ベルゲンの方言で歌われています。
"バカでゴージャス(Dum og deilig/Stupid and gorgeous)"
"ベルゲンに帰りたい(Eg Va Te Bergen/I want to go back to Bergen)"
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