ノルウェーでのお仕事 1
ノルウェーでお仕事やアルバイトはどう探すのでしょうか?
「世界一豊かな国」と謳われているノルウェーですが、お仕事探しは実はかなり大変。
採用人数が1人や2人の部署に何百人と応募者が履歴書を送るので、面接にこぎつけること自体が大変です。
もし今まで採用はされなくても、面接にまでいくことができたならば、それだけでも自分の履歴書のどこかに面接官の目にとまる光る部分があったと思っていいのではないでしょうか。
私の場合、採用されなくても、面接までいけたら、「一体履歴書のどの部分が良かったのかな。これからの履歴書作成に生かしていこう!」とポジティブに受け止めます!
アルバイトと仕事の区別はなし
日本では学生の”アルバイト”や社会人の”仕事”はまったく別の単語として使いますが、ノルウェーでは働く人の肩書きが社会人でも学生でも、”仕事”として考える傾向が。
ですので、日本の学生時代のアルバイトも全て立派な職歴として見なされます。
会社側が応募者の過去の仕事先に電話して勤務態度を聞くのは当たり前
日本と違うところは、会社が応募者を気に入った場合、面接後にこれまでの仕事先の上司に電話をして勤務態度などを聞くことがよくあります。
もし応募者が「いや、私の以前の会社に電話されると困ります」と言うと、「あれ、なにかトラブルがあって辞めたのかな?」とマイナスのイメージになってしまうことも。
日本の会社に国際電話をかけることはさすがにありませんが、ノルウェーで職歴がある場合は以前の職場に連絡がいくこともあるので、そのことを過去の上司から許可を得ておくことが必要です。
お店に履歴書を持って、突撃訪問もOK
常にお店が混雑する日本で、突然履歴書を持って登場するのは失礼かもしれませんが、ノルウェーではむしろ「やる気がある」と見なされイメージアップにつながります。
ネットを通して履歴書を送る人は何百人といるため、会社側が全てにちゃんと目を通していることは稀。ですので、お店や会社に直接履歴書を持参した場合は、運がよければ担当者と話すこともできますし、お店の人たちに自分のイメージや雰囲気を印象付けることもできます。
お店によっては、応募要項に「履歴書のネット送信は受け付けていません。直接持参してください」と書いているところもあります。
私も最初は「恥ずかしいな」と思っていたのですが、今では慣れてしまって、むしろ度胸がついてよかったなと思っています。
ノルウェーでお仕事やアルバイトをしてみたいなと思った時に、インターネットで検索してもほとんど日本語で情報を探し出すことができないため、ちょっとだけ書いてみました。
後ほどまたちょこちょこ書いていこうと思います。
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