ノルウェーでのお仕事 2

公開日 : 2010年05月22日
最終更新 :
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「コネなんて頼らない!実力で勝負する!」と言ってみたいものですが、ノルウェーで仕事・アルバイトを探す際にコネはとても重要視されます。

国民性として「シャイ・初対面の人に壁をつくる」と言われる傾向にあるノルウェー人。

そのせいか、見ず知らずの人を雇うよりも、従業員の友人など、知り合いを通して雇用することが多いことが。

ちなみに私の経験を言うと、以前老人ホームで1年間働いていたのですが、それも知り合いを通してのコネでした。

また、他の仕事募集の際も、そこで働いている友人が上司に私のことを話してくれたお陰で、数百人の履歴書の中からピックアップしてもらい、面接にこぎつけたこともあります。

もしコネなしで面接までいけたり、仕事をゲットできた場合はとても素晴らしいと思います!

ほかのノルウェーの友人たちも、コネを使って仕事をゲットした人が多いです。

サマージョブ

ノルウェーでは多くの学生が夏が来る前に”サマージョブ”を探し始めます。

夏のバカンスの時期になると、普段働いているレギュラーの従業員たちが数週間〜1か月の長期間の夏休暇をとるため、その穴を埋めるために夏休みに授業がない学生たちが”サマージョブ”として代わりに短期契約で働くのです。

ノルウェーの学生の授業は宿題が多く過酷。夏休みにぎっちりと働きお金を貯め、学期が始まったらまた勉学に集中するケースが多いです。今はまだ試験期間中の大学生ですが、この時期になると”サマージョブ見つけた!!!”という声が少しずつ聞かれるようになります。

5/12付けのAftenposten新聞によると、現在大募集中のサマージョブは医療・交通・産業機関だそうです。

特に医療機関では多くの看護師たちが夏のバカンスをとりますが、患者さんの数が減るわけではないので、医療を学んでいる学生たちを雇っても、それでもまだ人が足りていないとのこと。

反対に競争率がとても高いのは銀行などの金融機関。経済などを学び、その中でも能力のある学生たちを厳選するようです。

これまでの関連記事「ノルウェーでのお仕事 1

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