北欧バラード『ベンディークとオーロリリャ』

公開日 : 2010年09月14日
最終更新 :

1698年頃に書かれ、ノルウェーで2番目に古いバラードといわれる『Bendik og Årolilja』(『ベンディークとオーロリリャ』)をご紹介します。

内容は要約すると、

ベンディークは王の娘オーロリリャに恋をした。

男が娘を訪ねてきたと知った父は怒り、ベンディークを処刑する。

悲しんだオーロリリャは自ら命を絶ち、ふたりの体が埋葬された教会の上には

アイリスの花が咲く。王はベンディークを処刑したことを後悔する。

大学の「ノルウェー文学」の授業で取り扱ったバラードです。

先生曰く、この時代のヨーロッパの絶対王政を遠回りに批判している曲のようです。

「Årolilja, kvi søve du så lengje」

「オーロリリャ、どうしてそんなに長い間眠っているの?」

"オーロリリャ、クヴィ・スーべ・デゥ・ソー・レンゲ)

と、問いかける歌詞が何度も繰り返されるのですが、一度聞くと耳から離れません。

YouTubeでぜひ聞いてみてください。

Bukkene Bruseというグループの『ベンディークとオーロリリャ』。

挿絵つきでストーリーのイメージが沸きやすいかと思います。

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