<ベルゲン>12月前半の天気~傘が必須!雨の都市~
日本からノルウェーに来た場合はどの都市に行っても寒いことには変わりはないのですが、オスロからベルゲンに来ると、その温度差に驚くことになるかもしれません。12月に入ってからオスロは道路に雪が積もり、風が冷たすぎて長時間外にはいられない状態。寒いことには日本人にとってはどこも変わりはないのですが、ベルゲンでは今のところ雪が積もっている様子はなく、首都に比べてもどうも暖かいのです。ベルゲン在住のノルウェー人の友人の言葉を借りると、「オスロは寒すぎる!冷風が肌にチクチク突き刺してきて痛い!」。
ベルゲンがオスロより暖かく感じる理由はメキシコ湾流
メキシコ湾流なしにノルウェーの天候を語ることはできません。北大西洋を南から北に流れるメキシコ湾流は、暖かい海水を運ぶ暖流。地図を見ても分かるように、ベルゲンは位置的にもこの海流がほぼ隣を流れています。
メキシコ湾流のお陰でオスロよりは寒くないベルゲンですが、「雨の都市」としても知られています。メキシコ湾流の影響を受けた湿った空気が山にぶつかり、頻繁に雨を降らせるのです。
ベルゲンでは傘は必須
「雨の都市」なので、傘は必須。通り行く人を見ると「あれ、ノルウェー人傘持ってないよ?」と思うのですが、ノルウェーでは折り畳み傘が普通。多くの人はカバンの中に小さい折り畳み傘を備えているか、小雨程度だったら「このくらいだったら濡れてもいい」感覚で歩いています。ノルウェーのお店でも日本でよく使う大きいサイズの傘はあまり見かけず、折り畳み傘がよく販売されています。急に雨が降り始めて傘が必要になった時はH&Mなどのアパレルのお店が至る所にあるので、そこにお手ごろなお値段の折り畳み傘があるので購入してみてください。
(写真:雪がまったく見られないベルゲンの通り)
12月の第1週目にベルゲンに行っていたのですが、「雨の都市」と言われているくらいだったので、折り畳み傘を装備し突然の雨に構えていたのですが、さっぱり降らず。雨が降らない奇跡的な週だったようです。ちなみに、太陽の光がぴょこっと出ているだけで「いい天気だ!」と言うノルウェー人が時にいますが、、日本人からするとまだまだ「曇り」ということがあります。
(写真:ノルウェーでよく見かける幼稚園のお散歩集団。防寒対策ばっちりの服装です)
今後数日間の12月のベルゲンの予想気温は以下の通り(Aftenposten紙参照、夕方4時あたりの毎日の予測気温)。
※ノルウェーの天気予報では「クリアな空/天気」という予報がされているのですが、「太陽がでて晴れ!」というわけではなく、「雲があまりない」という感じです。つまり、日本人にとってはほぼ「曇り」です。
9日(木)クリアな空 マイナス3度 (ちなみにオスロはマイナス11度)
10日(金)雪 3度 (オスロはマイナス12度)
11日(土)雪 4度
12日(日)クリアな空 マイナス4度
13日(月)クリアな空 マイナス9度 (オスロはマイナス14度)
14日(火)クリアな空 マイナス11度
15日(水)曇り マイナス7度
16日(木)みぞれ 0度
17日(金)ちょっと曇り マイナス3度
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