ノルウェーのクリスマス~教会編~
クリスマスイブの当日にノルウェーの家族の多くは教会へ足を運びます。キリスト教ではありますが、日本人のように(?)あまり普段は宗教を意識していないノルウェー人。普段は週末に教会へ足を運ぶことがなくても、イブの夕飯の前には教会に行くことが今でも習慣で残っています。
こちらはノルウェー北部トロムソ付近の田舎の小さい教会でのミサ。神父様のお話と聖歌で約1時間。多くの子どもたちにとっては長くてちょっとつまらないこの時間。泣き出す赤ちゃんとつまらなさそうな子どもたちは定番です。多くの子どもたちの考えていることは「早く家に帰って、夕飯食べてクリスマスプレゼントを開けたい!」
もちろん聖歌も全てノルウェー語。聖歌の音楽は子どもたちの演奏で始まります。プロの大人たちとは違って、リズムや音符を間違える子どもたちと、その様子を微笑ましそうに見守る大人たち。
洗礼を受けたキリスト教の子どもたちが一定期間の後に自らの信仰を確かなものとして宣言する堅信。教会で堅信をうけるために、このイブの日に神父様の言葉を聞き、ミサ終了後に神父様に「ミサで何を聞いたか」を伝えると堅信礼に参加する許可がもらえます。
私の友人の家族は普段はイブの日も教会には行かないのですが、来年15歳になり堅信をうける長男のために異例として今年は教会へ行きました。必死に神父様の言葉をメモする長男。
ミサ終了。真ん中を歩いて、白い服を着ているのが神父様。玄関では小さいカゴを持っている教会の方に小銭を寄付。長男は堅信礼の許可をもらうために、急いで神父様の下へ走っていきました。
イブのミサの後はお墓参り
教会を訪れた後は、お墓に行って先祖にお参りをする家族も多くいます。この後お墓を訪れたところ、たくさんのお墓がろうそくの光で綺麗に輝いていました。
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