オスロ中心地での女性のひとり歩きに注意

公開日 : 2011年09月04日
最終更新 :

オスロ中心地で夜間に女性が襲われる事件が多発

 近日、オスロ中心地で夜間に女性が襲われるという事件が多発しており、ノルウェーのメディアでも頻繁にこれらのニュースが報道されています。

8月28日(日)、夜中1時から2時の間に、若い女性が王宮公園周辺で男性に襲われる。

8月28日(日)、午前10時、Kirkegård通り周辺で女性(22)が2人組みのマスクをかぶった男性グループに襲われる。

(情報元:VG電子版)

深夜、飲み会などの帰りは注意

 似たような事件はオスロ中心地(セントラム)で多発。深夜の時間帯に、女性がパーティーなどの帰りにひとりで歩いているところを狙われるケースが目立ちます。

33%の強姦事件が飲み会やパーティー関連

 オスロ警察庁が発表した2010年に警察に通報された強姦事件からは以下の結果が出ています。

33%の強姦事件が飲み会やパーティー関連

66%の被害者女性がお酒などで酔っていた状態

40%の強姦事件が、移民などのバックグラウンドを持つ人によって起きている

(情報元:VG電子版)

 これからノルウェーは冬に向けて日照時間が短くなり、暗い時間帯が増えます。深夜の時間帯に限らず、人通りの少ない所や暗い場所はできるだけ避けるようにしましょう。

公園、広場、川沿いの暗い時間帯のひとり歩きは避ける

 また、公園、広場、川沿いは昼は散歩や日光浴でのんびりしている人が多く、「平和そう」に見えますが、夜間の時間帯は怪しい人も多くなり、雰囲気がガラッと変わるのであまり近寄らないほうがいいでしょう。

 女性は酔った状態でひとりで夜間に通りを歩くのは避け(女性ふたりだけで歩くのもまた危険です)、できるだけ複数の知り合い(できれば男性)に付き添ってもらいましょう。また、お金は多少かかるかもしれませんがタクシーを利用するという手もあります。

ガイドブックや地図を片手に徒歩は注意

 また、ノルウェーでは若い日本人女性の観光客の方が、かわいらしい格好でガイドブックを手に持って、きょろきょろと周囲を見渡している光景がよく見かけられます。これは、「オスロに慣れていない観光客」と一目で分かってしまうので、ガイドブックや地図は確認したらできるだけバックなどにしまっておくといいかもしれません(スリ対策にもなります)。

 観光客の方がメインで動き回る中心地(セントラム)で事件の多くは多発しています。

 「北欧は安全・平和」という思い込みは捨て、自分の身は自分で守りましょう!

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