ノルウェーの2011年3大ニュースとGoogle検索ワードランキング

公開日 : 2011年12月17日
最終更新 :
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7月22日のテロ事件

 2011年7月22日、政府ビル近くで起きた爆発テロでは、8人が死傷。数時間後、オスロ北西部にあるウトヤ島で開催されていた労働党の青年部集会では男が銃を乱射し、69名が死亡、その他大勢が負傷。

 アンネシュ・ブレイビク容疑者に関するニュースは、現在でも連日ノルウェーで報道されている。

バラの行進

 テロ事件から数日後、首都オスロを初めとするノルウェーの各地で追悼セレモニーが行われた。7月25日、オスロではバラを一輪手に持った人々が市内を行進。オスロ中の花屋のバラをはじめとする花が売り切れ、オスロ大聖堂前は献花で覆われた。

オスロの強姦事件

 2011年はオスロ市内を夜中に歩く女性たちが襲われるという事件が頻繁に発生した。警察は夜間に見回りをする警備員や、市内の電灯の数を緊急で増やすなどの対策に乗り出す。また、この「強姦の波」を止めようと訴えるために、多くの女性たちをはじめとする市民が、強姦・性暴力反対のデモ行進に参加した。

 強姦事件は今でも耐えないので、旅行客の女性の皆さんは夜間の一人歩きは要注意。

Googleで検索された言葉を見てみるだけでも、今年の流れが見えてくる。

2011年、ノルウェーのGoogleで最も検索された言葉

1.Facebook (ノルウェーではFacebookが日本以上に浸透している)

2.YouTube

3.VG (ノルウェーの人気タブロイド紙の電子版)

4.Finn.no (仕事探し、物件探し、なにか欲しいもの、売りたいものがあったらやはりこのサイト)

5.Translate (翻訳サイトはどこでも大活躍)

6.Google Translate 

7.Google

8.Hotmail

9.Yr.no (天気予報をチェックするサイト)

10.Valutakalkulator

2011年、Googleで検索率が一気に高くなった急上昇ワード

1.iPhone5 (iPhoneの所持率が高いノルウェー)

2.Utøya (テロ事件が起きたウトヤ島)

3.Anders Behring Breivik (テロ事件のアンネシュ・ブレイビク容疑者の名前)

4.Valgomat (地方選挙に向けて、自分がどの政党の考え方に一番近いかチェックできるサイト)

5.Ryan Dunn

6.Google+ (Facebookが深く浸透しているノルウェーで、Google+はこれからどう進出していくのか、見物)

7.Minecraft

8.Artige.no

9.Selvangivelsen 2011

10. Skrillex

2011年、Googleで最も検索された有名人

1.Rachel Nordtømme

2.Therese Johaug

3.Triana Iglesias

4.Linni Meister

5.Petter Northug

6.Marit Bjørgen

7.Jenny Skavlan

8.Kaptein Sabeltann

9.Jarle Bernhoft

10.Linnea Myhre

2011年、Googleで最も検索されたノルウェーの王室一家メンバー

1.Mette-Marit (ノルウェー王太子妃が王様のハーラル5世よりも検索される!)

2.Kong Harald (王様、注目度2位)

3.Dronning Sonja

4.Kronprins Haakon

5.Prinsesse Märtha Louise

 残念ながら、「2011年で一番大きかったニュースは?」と聞くと、ノルウェーにいる人々はすぐさま「7月22日」とテロ事件の日を口にします。来年は、もっと幸せな言葉を耳にする年であることを祈るばかりです。

(12月のお題"2011年3大ニュース")

Google検索ワードランキング 参照 Aftenposten「Søketrenden er definitivt mobil

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