ノルウェー南西部ベルゲンで開催された震災祈念パフォーマンス

公開日 : 2012年03月18日
最終更新 :
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 3月11日、日本ノルウェー音楽家協会とノルウェー王国国教会ベルゲン大聖堂の主催で、ヨハネス教会で日本震災復興支援コンサートが開催された、。

 会場には200人以上の人々が足を運び、1万3200ノルウェークローネ(約20万円)の寄付金が日本赤十字社へと送られた。

 コンサートのほかに、折り鶴メッセージコーナーや版画展、水墨画、写真展示なども行われ、地元の人々が日本文化に親しみながら、震災後の被災地の状況を知る機会も設けられた。

 「被災地ではまだまだ復興へ向けて励んでいらっしゃる中、多くの方々の支えと共にこの様な形で震災一年目の日を過ごせた事に感謝しております」、と主催者は語る。

 さらなる写真はこちらのアルバムにて。

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 3月7~9日、ベルゲン大学で開催された「Re:member 311~Pray for Japan~」。写真展と同時に、来場者がメッセージを書ける折り鶴コーナーが儲けられた。

 写真展は、「震災からの1年、希望への道のり」というテーマで行われ、立命館大学の黒田淳一さんが現地で撮影したものや、国際NGO団体Habitat for Humanity Japanの活動にて撮影された46枚の写真が展示された。

 3日間で約150名の方が来場し、120羽のメッセージが集まった。839ノルウェークローネ(約13,059円)の寄付金と折り鶴は、石巻市に送られる予定となっている。

 「遠く離れたノルウェーにも、日本を心から応援してくれている人がたくさんいることを知りました。来場者の折り鶴、1羽1羽に込められたそれぞれの日本への想いを、東北の皆さんにしっかりと届けたいと思います」と、主催者は語る。

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 集まったメッセージには、「去年ノルウェーも日本も辛いことがあった。これから一緒にがんばろう」と書かれたものもあった(ノルウェーの首都オスロでは、2011年7月22日に同時連続テロが起こり、77人もの人々が命を落とした)。

 折り鶴は全て石巻市へと送られる予定。

 今回の記事の作成にあたり、情報収集にご協力してくださったヨハネス教会での復興支援コンサート主催者である武井 真理子さんと、「Re:member 311~Pray for Japan~」の主催者のひとりである玉田 侑希さんに、この場を借りてお礼を申し上げます。

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