2013年 オスロ中心地にスターバックスがオープン

公開日 : 2012年09月28日
最終更新 :
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 世界規模で展開するコーヒーチェーン店スターバックスが、ついにノルウェーの首都オスロ中心地に進出する。コーヒー文化が独自に進化しているノルウェーでは、ノルウェーのカフェチェーン店であるカフェブレネリ―エやストックフレッツなどが既に国民生活に深く浸透しており、スターバックスが通りで一軒も見当たらないという状態が続いていた。

2013年中にオスロとストックホルムの中心地にスターバックス

 2012年2月9日、スターバックス第一号店はオスロ郊外のガーデモエン空港(Gardermoen Airport)にオープンしたばかり。約半年経った9月27日、関係者がオスロ中心地に店舗を増加していくことを発表した。Dagens Næringsliv紙(電子版)によると、スターバックスと契約を結んだノルウェーのUmeaレストラン・グループ(URG)のUlltveit-Moe 氏が、「2013年中にもノルウェーの首都オスロとスウェーデンの首都ストックホルムに店舗を拡大し、3年以内にスカンジナヴィアのコーヒーマーケット市場をリードしていくポジションに上り詰める」という考えを明らかにした。

 また、アフテンポステンOsloby電子版では、「オスロとストックホルムのメイン・ストリートにまず店舗がオープンされる」という情報から、「オスロのカール・ヨハン通り」にスターバックスがくるのではないかと予想されている。同誌に、URGグループのAnne Marie Brady氏は、「ノルウェーの人々はきっとスターバックスのコーヒーの味を気に入ってくれるでしょう」と語っている。

 ノルウェーのコーヒー文化は、オスロのカフェFuglen(フグレン)が東京店に進出したばかりということもあり日本でも注目を集めている。スターバックスの本格的な市場参戦が、今後どのようにノルウェーのコーヒー事情に影響を及ぼしていくのか注目である。

Photo: Asaki Abumi ガーデモエン空港内にある、ノルウェーで唯一のスターバックス

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