ノルウェー最大級の食市場マートハーレン Mathallen Oslo
10月に首都オスロのグリーネルロッカ地区にオープンしたばかりの食市場「マートハーレン」。赤茶色の建物の中に入ってみると、そこには約30店舗の生産者によるショップ、カフェ、レストランが!
新鮮なノルウェーで獲れたての魚や野菜、国内産のチーズ、肉、パンなどがずらりと会場に並ぶ。
Text and all photos: Asaki Abumi
ここは国内で初、そして最大級の食材を取り扱う交流場として大きな注目を集めている。ヨーロッパの食市場からインスピレーションを得たといい、食の専門店のほかに、カフェやレストランなどが揃う。
ノルウェーの生産者が大部分を占め、スペインなどのヨーロッパからの業者もコーナーを設けている。
また、生産者と購入者の交流の場として、異なるテーマでイベントが開催され、メッセや料理教室なども随時行われている。
各食料品売り場では、チーズやサラミを味見することもできる。短期間の旅行滞在中に、国内産の鹿のサラミや、小規模農家が生産するノルウェーチーズに出会う機会はめったにないのではないだろうか。物価が高いノルウェーなので、国内産の食材を無料で味見をできる機会も珍しい。
マートハーレンは、地元の人だけではなく、観光客にとっても、とても嬉しい場所だ。ここには、ノルウェーの生産者が大集合しているのだから。
写真左:毎日何かしらのイベントが開催されている。今日はハンバーガー作り。
写真右:ノルウェー産のウサギの肉はいかが?
写真左:ロースターSolberg&Hansenで美味しいコーヒーを一杯。
写真右:ビールショップ&バーもある。「どのノルウェービールを飲もうかな?」
写真右:「なんでも聞いてね」と、チーズ担当のお姉さん。
写真左:ノルウェーには、実は山羊のチーズがたくさんある。美しい大自然から生まれたチーズをぜひ試してみて。
写真左:「今朝、港で獲れたばかりの魚介類だよ」
写真右:質にこだわった食料品ばかりが並ぶ。美味しいおみやげはここで購入してしまおう。
ここでは、ランチやディナーだけでなく、友人とコーヒーやビールを飲みながらちょっと休憩することも可能。今夜の食卓の食材調達のために訪れる地元の人も多い。生産者と話をしながら、調理法を聞くのもあり。
11月前半だけでも、各生産者のコーナーや会場中央で多くの食イベントが開催される。
マートハーレン11月前半の食イベント・プログラム
1日「豚」
2日「お茶」
3日「コーヒー」
6日「新しい北欧料理」
8日「魚のドライフード」
9日「サラミと保存食」
10日「ファーマーズ・マーケット」
(複数のノルウェー農家による移動型マーケット/Bondens marked)
11日「聖マルティヌスの日と父の日」
(子どもたちはパパのためにパンの作り方講座、パパたちは祝日のためにガチョウ料理講座へ!)
13日「チョコレート」
15日「かわいいクリスマスプレゼント」
プレス担当者によると、毎週土曜日が一番混んでいるようだ。ゆっくりと食材を堪能したければ、土曜日を避けてみるのもよいかもしれない。オープンしたばかりで日本のガイドブックではまだ紹介されていないが、ここは間違いなく今オスロで注目のスポット。オスロ訪問の際にはぜひ「マートハーレン」に立ち寄ってみてほしい。
住所:Maridalsveien 17
営業時間:
火~金曜 10:00~20:00
土曜 10:00~18:00
日曜 12:00~17:00
休館:月曜
※飲食店の営業時間は各店舗で異なる。レストランの営業時間は長め。
公式ホームページ http://www.mathallenoslo.no/
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