オスロのカール・ヨハン通り沿いクリスマスマーケット
カール・ヨハン通りと、隣にあるスピーケルシュッパ広場と、その間にある歩道で開催されています。2013年度は11月28日~12月22日まで毎日催されており、約50の屋台が歩道に並びます。
運がいいと、北部の伝統衣装を着たノルウェーのサンタクロース「ニッセ」と記念撮影ができるかもしれません。
Photo & Text: Asaki Abumi
ノルディック柄セーターを売っている屋台がいくつかあります。Dale of Norwayなど質のいいウールで編まれたセーター、帽子、手袋などがおすすめです。機械編みよりも手編みのほうが値段が高めです。
ここのクリスマスマーケットでぜひ食べたいのが「ヘラジカバーガー」! ノルウェー語で「Elgburger/エルグバーガー」と書かれている看板標識を道しるべにしてください。ヘラジカバーガーは屋外屋台と屋内テントの両方で販売されています。
こちらはフィッシュバーガーの屋台です。しかも、おいしいと評判のロフォーテン諸島の魚を使用しています。
屋台の上で石になったニッセのような不思議な生き物を発見。ノルウェーはクリスマスの時期になると、ニッセやトロールに加え、不思議なキャラクターが出現します。
歩いていると、甘くておいしい香りが漂ってきました。おじいさんが目の前で作ってくれたのは、カリカリの砂糖がけアーモンド。小袋でも販売されているのでお土産にもぴったりです。
路上の屋台の中に、ひとつの大きなテントが張られています。これはサーミ人のテントを真似たものです。中ではたくさんのお土産の数々が売られており、小さな屋内カフェもあります。
サーミ人の伝統工芸品がこのクリスマス市では数多く販売されています。右の写真はサーミ人のアイテムであり、何種類ものモチーフがあるドリームキャッチャーです。
テントの中にはトナカイの毛皮のコートを着た人間マスコットがたくさんいます。
シカのチーズスライサーはおすすめのお土産です。
テントの中では、じゃがいもの蒸留酒アクアヴィットやグロッグが売られています。グロッグは冬の定番の飲み物で、ホットワインにスパイスをブレンドしたものです。アルコール入りと無しの両方が販売されています。ノルウェーはお酒の規制が厳しい国なので、アルコール入りは屋外では飲めません。アルコール入りの飲み物はテント内でいただきましょう。
テントの外では、本物のトナカイの角が無造作に置かれています。トナカイの毛皮の敷物や角は、旅行客に人気のアイテムのようです。
こちらはノルウェーの定番のお菓子「クランセカーケ」の屋台です。リング状の輪が山のように積み重なっているのが一般的な形ですが、旅行者が持ち帰りやすいように、小さく分けられて袋売りもされています。
この時期にオスロを観光する方は、カール・ヨハン通りを歩くついでに、ぜひクリスマスマーケットも覗いてみてください。
詳細
Julemarked i Spikersuppa/スピーケルシュッパ広場のクリスマスマーケット
日時:2013年11月28日~12月22日 11:00~19:00(22日のみ18:00クローズ)
場所:カール・ヨハン通り沿いスピーケルシュッパ広場
(カール・ヨハン通りを王宮に向かって歩くと、木の屋台がたくさん並んでいる場所があるので、簡単に見つかります)
入場料:無料(自由に出入り可能)
アクセス:各交通機関Nationaltheatret駅から徒歩2分、地下鉄Stortinget駅から徒歩3分
公式ホームページ(ノルウェー語)
オスロ観光局Visit Oslo (英語)
(12月お題"クリスマス")
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