おいしいコーヒーを淹れたトップ5は?バリスタチャンピオンシップ/オスロ地区予選2014

公開日 : 2014年02月14日
最終更新 :
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2月13日、首都オスロにある屋内型フードホール「マートハーレン/Mathallen」にて、おいしいコーヒーを淹れるバリスタを選抜するオスロ地区予選大会2014が開催されました。

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北欧をはじめとするノルウェーの人々のコーヒーの消費量は世界でも非常に高いことで知られています。また、オスロは良質の豆を浅淹りで焙煎する、コーヒートップレベルの街として国内外のメディアでも注目を浴びています。

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4月には国内各地から地区予選を勝ち抜いた優秀なバリスタやロースターが集合し、各分野の優秀者を決定する国内予選も開催予定。オスロには特に優秀なバリスタが揃っており、地区予選を勝ち抜いたバリスタは、国内戦の優勝候補として注目を集めます。

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まずは結果からお伝えすると、オスロ地区予選のトップ5は以下の5名となりました。5人は全員4月の国内予選へと進出します。

1位 Rasmus Helgebostad (所属Java、写真左)

2位 Rory Rosenberg (Stockfleths、写真中央)

3位 Rune Johannesen (Stockfleths、写真右)

4位 David Salas Budini (Kaffebrenneriet、写真右より2人目)

5位 Greta Bjørkli (Kulturhuset、写真左より2人目)

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それでは、写真をメインに今大会の会場の様子をお伝えします。

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出場したバリスタは全部で16名。それぞれはエスプレッソ、カプチーノ、オリジナルのレシピで作るシグネチャードリンクを2杯ずつ作ります。

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各出場者に与えられる時間は、準備に10分、本番に10分、片付けに10分の計30分となります。

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今回の大会は12~20時頃まで開催されました。主催者は国内最大級のスペシャリティコーヒーのロースター(焙煎会社)であるソルベルグ&ハンセン(Solberg&Hansen)です。

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出場者の出身カフェは以下となります。

ストックフレッツ/Stockfleths 9名

ヤヴァ/Java 2名

カッフェブレネリーエ/Kaffebrenneriet 2名

ユナイテッド・ベーカリーズ/United Bakeries 1名

ストランド・レストラン/Strand Restaurant 1名

クルチュールフーセ/Kulturhuset 1名

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優勝候補として毎年注目されるのは、オスロのコーヒー業界を盛り上げるストックフレッツやヤヴァです。今回はストックフレッツからの参加者が目立ちました。

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ほかに、レストランやカフェバーなどの新しい顔ぶれも見られました。オスロの有名カフェやバリスタが全て参加しているわけではなく、ティム・ウェンデルボー、ソルベルグ&ハンセン、シュプリーム・ローストワークス、フグレンなどからは参加者は今回いません。

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2013年度のオスロ地区予選はノルウェーを代表するロースターである「カッファ/Kaffa」で開催されました(詳細「国内バリスタ大会オスロ予選 美味しいノルウェーコーヒーを淹れたトップ3は?」

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会場であるマートハーレン内には多くの飲食店が立ち並んでいるため、出場者や見学者は飲食をしながらのんびりと会場の進行を見守っていました。マートハーレンに買い物に訪れた一般客も、「あれ、何をしているんだろう?」と興味深そうに足を止める人が続出。通常は関係者しか訪れないコーヒー大会を、いつより身近なものに感じた人も多かったかもしれません。

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出場者はノルウェー国籍でなければいけないというわけではなく、ノルウェー在住歴が2年以上の人であれば誰もが参加できます。バリスタは審査員との会話はノルウェー語もしくは英語で進行しなければいけません。

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個性が現れるシグネチャードリンク。Kaffebrenneriet所属のElse Catherineは、コーヒーはエルサルヴァドルの La Montanitaに、ハイビスカスとヨーロッパ木苺を使用。

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今回4位となったKaffebrenneriet所属のDavidは、メキシコのLa Providenciaのコーヒーに、ヨーロッパ木苺とラベンダーと蜂蜜のブレンドシロップを使用。

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 今年も盛り上がった地区予選。ベルゲンやトロンハイムなどの各地でも予選が開催予定で、最終決戦は4月24~26日にドランメンという町で開催される予定です。2013年度の大会の様子は「コーヒー世界大会ノルウェー代表が決定」にて。

 今回地区予選で優勝したラスムス・ヘルゲボースタ(Rasmus Helgebostad)はこれまでもノルウェー代表として世界バリスタチャンピオンシップに出場した経歴があり、今回も国内戦の優勝候補として期待されています。

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