北欧を代表する織物作家「ハンナ・リッゲン」展/国立美術館
スウェーデンとノルウェーを代表する20世紀の織物作家ハンナ・リッゲン(Hannah Ryggen)の展覧会が、オスロ国立美術館で開催中。
リッゲン(1894-1970)は、ウェーデンの都市マルメ生まれで、1924年にノルウェー人の夫と結婚し、ノルウェーの都市トロンハイム近郊の島ウーランデに移り住みました。
リッゲンの作品は色や素材使いが卓越しているだけではなく、当時は珍しかった政治的なメッセージを作品にする女性芸術家でした。
スペイン内戦や第二次世界大戦の残酷さを伝えるために、殺戮風景や社会的立場の低かった女性の姿などを残しています。ジャーナリズムの要素も強く、当時リッゲンが熟読していたとされるノルウェーの新聞社の記事なども展示。
北欧のファブリック、オーナメント、シンボル、色や素材、フェミニズムに興味がある方にもおすすめです。
期間:2015年6月12日~10月4日
場所:国立美術館(The National Gallery)
Photo&Text: Asaki Abumi
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