バナナの皮やレシートは「芸術」か?ノルウェーの現代美術館で奇想天外な展覧会
オスロにあるアストルップ・ファーンリ現代美術館にて、「Love Story - Works from Erling Kagge's Collection」という、アーリング・カッゲがコレクションしたアート展が開催中だ。カッゲ氏は、三極点(南極点、北極点、エベレスト山頂)を世界で初めて到達した有名な探険家であり、芸術収集家でもある。
世界中からの現代美術を紹介・展示する同美術館は、今回も大きな注目を集めている。
なんといっても、一部は「アートには見えない」ため、床に落ちているバナナの皮を子どもが蹴ってしまったり、訪問者が展示物の小説を手にとってしまったり、普通の鑑賞用のベンチだと勘違いした訪問者が展示物に座ったりと、美術館のスタッフをあたふたさせるハプニングが続出中。
館内の床に落ちているバナナの皮は本物で、スタッフが毎朝新しい皮に交換している。
この展示を見た後は、日常生活で目にする全てのものが、アートに見えてしまうかもしれない!?
Photo:Asaki Abumi
展示期間:2015年5月22日~9月27日
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