途中で切れている!?オスロのお洒落なデザイン橋
観光中に立ち寄れる、オスロにあるデザインスポットのひとつが、スーレンガブロ(Sørengabro)と呼ばれている橋です。
なんと、この橋は、途中でざっくりと切れており、遠くからみると「工事途中なの!?」と見る人を困惑させる光景となっています。
近くに立ち寄ると、コンクリートの橋の上に、さらに小さな木製の橋がかかっている不思議な設計。カラフルなデザイン設計が魅力的な、オスロの開発地区やフィヨルド、緑の森に囲まれた絶好の写真撮影スポットなのです!
なぜ、こうなったのでしょうか?
■2011年、道路橋の撤去作業に着手。しかし、電車路線上にかかる橋部分の撤去は、交通機関をストップさせてしまうことで莫大な費用がかかるため、半分は撤去されないまま、放置される
■一般市民が、休憩場所や子どもの遊び場所として、自然と使い始める
■オスロ市の関係者、ノルウェーデザイン&建築センターDogA、オスロ建築デザイン大学(AHO)が、橋を効率的に活用させようと、デザインプロジェクトを始動
■AHOの学生たちによるデザインで、現在のカラフルで素敵な木製の橋が取り付けられる
■2014年夏にスーレンガ橋のオープニングがおこなわれる
橋が今後も残されるかどうかは未定ですが、数年間は夏季限定で一般市民向けに無料・自由に開放される予定です。橋が今後も残されるかどうかは未定のため、見る機会があるうちに訪れてみてはいかがでしょう? 北欧デザインや都市開発の一例としてみる価値があります。2015年は、11月頃まで橋へのアクセスが可能です(季節の天候変化により変わる可能性あり)。
■アクセス方法:トラム18・19番でOslo Hospital駅より徒歩約5分
住所:Mosseveien 24
Text&Photo: Asaki Abumi
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