オスロでコーヒーの抽出が一番上手なのは?ブリューワーズ カップ予選競技会2016

公開日 : 2016年03月16日
最終更新 :
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 14日、抽出技術とプレゼンテーション力を競うブリューワーズ カップ予選競技会がオスロで開催されました。ベルゲンなど他都市でも開催されていますが、一番レベルが高いとされているのが首都オスロ。

 昨年の世界大会の優勝国は、なんとノルウェー! オスロにあるカフェSupreme Roastworksを経営するオッド・ステイナール・トーロフセンさんでもあります。

 コーヒーのレベルが最も高いとされているオスロを代表するということは、すでにトップレベル。今年はオスロからトップの2人が国内大会に進出します。

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 まずは、結果から。オスロを代表する2名は、再びトーロフセンさん、そしてカフェJavaの人気バリスタ、リーセ・ルーモさんです。写真はリーセさん。

 この2棟のカフェに行くと、2人においし~いコーヒーを淹れてもらえる可能性大です。

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ルーモさんはプレゼンテーションの際に、豆の産地と農家を説明するイラストも使用しました。

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トーロフセンさんは、競技直前に会場の隅のテーブルで、黙々と「豆の仕分け」をしていました。

「いい豆と悪い豆を分けるだけで、味が変わるんだ」。

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 トーロフセンさんは数日前に全国紙アフテンポステンで「ノルウェーで知られていないコーヒー王者」として紹介されたばかり。

 「新聞で紹介された翌日には、店に行列ができたよ。普段はカフェに足を運ばないお客さんたちだったから、嬉しかった」と恥ずかしそうに微笑みます。「すでに世界王者になったのに、なぜまた挑戦するのか?」とたくさんの人々に聞かれるそうです。一度世界タイトルをとれば、その後は大会から退く人が多い世界。王者というタイトルの維持よりも、さまざまな才能が集まる世界大会という環境を楽しむ。肩書に強くこだわらないトーロフセンさんならではです。

 コーヒーの競技会にはほかにもさまざまな種類があり、これからノルウェー代表が続々と決定します。

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Photo&Text: Asaki Abumi

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