オスロでコーヒーの抽出が一番上手なのは?ブリューワーズ カップ予選競技会2016
14日、抽出技術とプレゼンテーション力を競うブリューワーズ カップ予選競技会がオスロで開催されました。ベルゲンなど他都市でも開催されていますが、一番レベルが高いとされているのが首都オスロ。
昨年の世界大会の優勝国は、なんとノルウェー! オスロにあるカフェSupreme Roastworksを経営するオッド・ステイナール・トーロフセンさんでもあります。
コーヒーのレベルが最も高いとされているオスロを代表するということは、すでにトップレベル。今年はオスロからトップの2人が国内大会に進出します。
まずは、結果から。オスロを代表する2名は、再びトーロフセンさん、そしてカフェJavaの人気バリスタ、リーセ・ルーモさんです。写真はリーセさん。
この2棟のカフェに行くと、2人においし~いコーヒーを淹れてもらえる可能性大です。
ルーモさんはプレゼンテーションの際に、豆の産地と農家を説明するイラストも使用しました。
トーロフセンさんは、競技直前に会場の隅のテーブルで、黙々と「豆の仕分け」をしていました。
「いい豆と悪い豆を分けるだけで、味が変わるんだ」。
トーロフセンさんは数日前に全国紙アフテンポステンで「ノルウェーで知られていないコーヒー王者」として紹介されたばかり。
「新聞で紹介された翌日には、店に行列ができたよ。普段はカフェに足を運ばないお客さんたちだったから、嬉しかった」と恥ずかしそうに微笑みます。「すでに世界王者になったのに、なぜまた挑戦するのか?」とたくさんの人々に聞かれるそうです。一度世界タイトルをとれば、その後は大会から退く人が多い世界。王者というタイトルの維持よりも、さまざまな才能が集まる世界大会という環境を楽しむ。肩書に強くこだわらないトーロフセンさんならではです。
コーヒーの競技会にはほかにもさまざまな種類があり、これからノルウェー代表が続々と決定します。
Photo&Text: Asaki Abumi
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。