40人の最後の人間VSトランスヒューマン 「生き残るのはだれ?」、ノルウェーから新しいオペラ

公開日 : 2016年03月15日
最終更新 :
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3月12日~4月2日、オスロにあるオペラハウスで『エリシウム』(Elysium)が上演中。

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これまでのオペラの常識をくつがえすような内容。

未来の人類、サイエンスフィクション、宇宙人、ロボット、テクノロジー、サイボーグ、

絶滅する人間、生と死、欲望、裏切り、愛など、様々なテーマが交錯しあう。

ノルウェーのオペラハウスが手掛けた作品で、地元のメディアからも大絶賛されている。

SF映画の世界観のような作品が、オペラハウスで鑑賞できるのは珍しい。

孤島で暮らす、40人の人間。

「外」にいる者たちは、宇宙人なのか、モンスターか、ロボットか?

正体のわからない、「トランスヒューマン」たちに生かされている最後の人類。

支配力のある夫、人間性に絶滅しはじめている妻、無垢な小さな息子、ガンで今にも死にそうな仲間の女性。

人間に興味のある、カラフルな色に包まれ、不思議な「音」で交流するトランスヒューマン。

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人間とトランスヒューマンが重なり合うとき、

孤島で、事件が起きる。

人間たちは生き残ることができるのか?

オペラなのに、映画や劇場を見ているかのような不思議な感覚。

これまでとは違う、ノルウェーがうみだした「新しいオペラ」を見てみたい方におすすめ。

言語:英語(字幕はノルウェー語、英語)

Text: Asaki Abumi

Photo: Den Norske Opera & Ballett

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