ノルウェー残念。ユーロビジョン決勝進出ならず

公開日 : 2016年05月13日
最終更新 :

 ユーロビジョン・ソング・コンテスト2016が開催中。スウェーデン・ストックホルム大会では、準決勝が終了したばかりだが、残念ながらノルウェーは決勝進出とはならなかった。ノルウェー代表の女性アグネーテ・ヨンセン(Agnete Johnsen)さんは、曲『アイスブレーカー』(Icebreaker)で勝負。期待の星だったが、大会開催直前になり、ヨンセンさんの精神状態を不安視する報道が国内では目立っていた。

 ストレスのためか、「不安定な精神状態」ということで、記者会見などのメディア取材を一切拒否。投票結果は、出場国以外からの支持数が反映される。メディア露出を避けることは、アーティストの存在が国外で認知されない状態を示すために、結果に悪影響を及ぼすだろうという懸念する声があがっていた。

 ノルウェーでは決勝進出の年が続いていたため、国内では残念がる報道が目立つ。ノルウェー国営放送局では「ユーロビジョン・ソングとしては、普通ではないポップメロディーだったかもしれない」とする記事もあった。

 「欧州の紅白歌合戦」とも例えられるユーロビジョン・ソング・コンテストへの注目度は高い。筆者の友人たちは、ノルウェーの敗退を知った瞬間、「(投票してくれなかった)ヨーロッパなんて嫌いだ」、「スキャンダルだ」、「ヨーロッパへのサーモンとタラの輸出をやめよう」などとSNSでつぶやく人が続出していた。それほど、この大会は人々を夢中にさせるのだろう。 

 今年は、開催国のスウェーデン以外の北欧各国は、決勝進出に至らない寂しい結果となった。北欧各国では、自国が決勝に進出できなかった時は、互いを応援しあう傾向がある。今年は、北欧勢はスウェーデンにささやかな期待をするのかも(?)しれない。

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