8月おすすめのオスロの音楽フェス

公開日 : 2016年07月13日
最終更新 :
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Photo:Asaki Abumi

8月はオスロ中心地でぜひともチェックをしておきたい音楽祭があります。まずは、「島」という意味のオイヤ祭。「世界で最もエコな音楽祭」のひとつともいわれ、環境に優しい設備が整っており、同時に北欧や欧米を代表する有名人アーティストが勢ぞろいします。音楽祭の本会場チケットが入手できずとも、この期間は市内各地のバーなどでミニライブも開催予定。出演する音楽家は、数年後に知名度をさらにあげる人が多く、この時期はストリーミングされる楽曲が増える傾向にあります。 

ニュー・オーダー (New Order)、PJ ハーヴェイ(PJ Harvey)、マッシヴ・アタック(Massive Attack) & ヤング・ファーザーズ(Young Fathers)などのほかに、 オーロラ(Aurora)、バンド・オブ・ゴールド(Band of Gold)、ハイアズアカイト(Highasakite)など、ノルウェーで大注目の歌手も。すごい顔ぶれです。

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Photo:Asaki Abumi

もうひとつは、オスロ・ジャズ・フェスティバル。今年は30周年記念を迎え、ジャズサクソフォーン奏者であるヤン・ガルバレク(Jan Garbarek)、ノルウェーのジャズ奏者を特別に集めたオスロ・ジャズフェスティバル・オーケストラ、スナーキー・パピー(Snarky Puppy)、ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)、ジャガ・ジャジスト(Jaga Jazzist)などが登場。この期間、オスロのカール・ヨハン通りはジャズの音色でにぎわいます。

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Photo:Helge Hansen / Montag

今回はオスロにあるノルウェー国立音楽大学で学ぶピアニストの田中鮎美さんが、アユミ・タナカ・トリオとしても初登場する予定です。田中さんがおすすめする北欧ジャズ奏者は、14日と15日にオペラハウスで開催予定のJAN GARBAREK GROUP FEAT. TRILOK GURTU。「ガルバレク氏は1970年代にアメリカ人ピアニスト、キースジャレットとの共演などで知られる伝説的な存在。ノルウェーでコンサートをするのは非常に稀で、貴重な機会となるはず」と田中さんは語ります。

8月9~13日

8月14~20日

8月18日(木) 22時 場所:Sentralen - Forstanderskapssalen チケット料金:240ノルウェークローネ

田中鮎美さんの現地からの連載エッセイ「オスロに学ぶ」(過去記事は右下の小さい緑色のバーナーをクリック)

3月には来日ツアーも果たしたアユミ・タナカ・トリオは、«Memento»というCDも発売中

Text:Asaki Abumi

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