オスロでシティバイクの季節開始/レンタサイクルがアプリで簡単に利用できる
4月3日よりオスロでのシティバイク「bysykkel」のレンタルシーズンが開始しました。雪のシーズンが始まる12月頃まで、毎日6~24時まで利用できます。
実は、オスロでのシティバイクに関しては今までも日本から「どうなの?」と問い合わせがあったのですが、土地勘がない観光客向けとはまだまだいえない状態だったので強くおすすめすることはありませんでした。
北欧といえばデンマークのコペンハーゲンなどが自転車乗りのための街として知られていますが、ノルウェーのオスロはまだまだ発展途中。自転車道は少なく、自転車乗りにとっては危ない道もあります。
オスロ市は現在自転車道を増やそうと動いているところで、少しずつ変化が。シティバイクの設備も改善されてきました。
今年の自転車にはそれぞれ人の名前がついています。製造番号よりも人名のほうが管理しやすいという配慮だそうです。
さて、今年はシティバイクはどうなっているでしょう?
24時間 49ノルウェークローネ
2017年チケット 299ノルウェークローネ
72時間 99ノルウェークローネ
1回45分まで使用可能で、45分経つ前に一度スタンドに戻す必要があります。
スタンドは今も増設中で、中心地周辺であれば探すのにはあまり苦労しなさそう。空き状態はアプリが教えてくれます。元の場所に戻す必要はなく、専用スタンドであれば好きな場所で借りて戻すことができます。旅行者なら中央駅周辺のスタンドからスタートしてみてはいかがでしょう?
シティバイクの専用車が頻繁に各地のスタンドにある台数を調整しています。
私はオスロ中央駅となりにあるショッピングセンターOslo City前からスタート。よく出没するグリーネルロッカ地区まで行ってみました。
スマートフォンでアプリをダウンロードし、クレジットカードで2017年チケットを購入。最初は「なんだなんだ」と慣れなかったのですが、使えました。スタンドのある場所でアプリとGPS機能を起動させると、「○番の自転車をどうぞ」というメッセージがでます。
私は身長が150センチとチビなのですが、椅子の位置を一番低くすると問題なく乗れました。数年前の旧型シティバイクはこの調整がしにくかったので便利になっています。
オスロでは、自転車道がある場所とない場所があります。車道を走ればいいはずなのですが、そうするとたまに路面電車などに間違いなくひかれるので、歩道を走らなければいけない時もあります。自転車乗りはまだまだ気を付けて道を利用しなければいけません。
走り切ったら、スタンドを見つけて、アプリを再起動。「○番に戻してください」というようなメッセージがでます。
スタンドに戻すときは、力を込めて、ぐいっと設置スペースに自転車の先をいれます。これがゆるいと、返却されていないと認識され、スマートフォンにSMSでメッセージが届きます。
さて、「シティバイクはどうか?」という質問に戻ると、中心地を頻繁に移動する長期滞在者や自転車好きには便利で楽しいと思います。私は仕事柄、このエリアをうろうろしているので頻繁に使いそうです。ただ、スマートフォンで常にネットを使える状態で、アプリまでダウンロードしていないといけないので、1日滞在などの旅行者には・・・?中心地はバス、トラム、地下鉄でも移動できるし?
どうやらネットが使えない人のためにピンコードのみで自転車をレンタルできるシステムもあるようです。こちらはまた試してみて、後ほどレポートしようと思います。
Photo&Text: Asaki Abumi
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