オスロ市で外でのバーベキュー焚火の禁止令 夏火事予防
異例ともいえる快晴が続いているノルウェー。25~30度の日が続く中、乾燥が原因となる山火事の恐れがでている。
オスロ市は一時的に、森や自然がある周辺での市民の焚火を禁止している。
オスロの中心地や中央駅周辺では、公園や芝生で、冒頭写真のような道具を使って、肉や野菜を火で炒めている人々を見かけるかもしれない。
これは、ノルウェー流バーベキュー、使い捨ての「エンガングスグリル」だ。
スーパーで購入できる、地元の人々が大好きなバーベキューキット。
オスロ市は、オスロフィヨルドにある各島や森で、火を使う行為を禁止。使い捨てバーベキューキットだけではなく、小型ガスコンロなども禁止対象。
認可された場所でならグリルはしてもよいが、どこが大丈夫な場所かを把握するのは容易ではない。
不安な場合は、自然のある場所での焚火はやめておこう。
禁止されているにも関わらず、エンガングスグリルを使用する人がオスロでは続出している。真似はしないように。
現地には、エンガングスグリルをしている人を見かけると、警察に通報する住民もいると報道されている。グリルをした結果、警察に罰金として5000NOK(約6万5000円)支払った男性もいる(地元警察Facebook)。
Photo&Text: Asaki Abumi
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