ムンクにゆかりのあるスポットを網羅した新書が発売

公開日 : 2018年07月15日
最終更新 :
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ムンク美術館のミュージアムショップで、新刊『My château』(仮題:『我が城』)が発売中。

「ムンクの創作活動にインスピレーションを与えた場所はどこ?」、「ムンクが好んで歩いていた場所や、住んでいた場所をめぐりたい」。

そのような要望が、ムンク美術館には多くきていたそうです。

ムンク関連スポットは、ネットなどで探せないこともありません。

ただ、観光客向けに、正確な情報がまとめて見ることのできるメディアは、今までほとんどありませんでした。

ムンクは、ノルウェー各地で何度か引っ越しをしており、マイホームを「城」と呼んでいました。

今回は、ムンクの絵画にも影響を与えた、オスロ、オースゴールストラン、イェーロイ、ランメ、クラーゲロ、ローテンなどを総まとめ。

各地でムンクがどのような人生を過ごしたか。

どのような人物と交流があったか。

その場所に関してどのような言葉を残しているか。

「へー、そうだったんだ!」という小さな雑学が、本にまとめられています。

ムンクのファン向けに、各地で今はどのような観光ツアーサービスなどがあるかも紹介されています。

ムンク好きの旅人には、嬉しい1冊。

この本の読み方や楽しみ方は、人によって様々かもしれません。

筆者は、「ムンクも、やっぱりコーヒーを飲んでいたのね」、「ムンクは、新聞を読むことを欠かさずにいたのか!」と新しい小さな発見を楽しみました。

120ページ以上ある本は、現在は英語とノルウェー語があり、今後はドイツ語も出る予定だそうです。

日本語もいつか出るといいですね。

Text&Photo: Asaki Abumi

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