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2017年11月 5日

ノルウェーの国民的作家Knausgård(クナウスゴール)のキュレーション力に称賛!展覧会Towards the Forest/ ムンク美術館


ノルウェーの国民的作家Knausgård(クナウスゴール)のキュレーション力に称賛!展覧会Towards...

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10月8日(日)で最終日を迎えたムンク美術館の展覧会Towards the Forest。
ノルウェーで国民的人気を誇る作家のKarl Ove Knausgård(カール・オーヴェ・クナウスゴール)が展覧会を企画したことでも話題を集めました。
美術史ではない分野からキュレーターを指名したムンク美術館の決断も素晴らしいと思います。
Knausgård(クナウスゴール)は自伝的小説「わが闘争」(全6巻)が有名。
ノルウェー国内だけでなく、国際的にも人気を集めている作家です。


本展覧会で展示された作品の一枚にSnow Landscape, Thuringia (1906)という雪景色の風景画があります。
ムンクは同様のモチーフで5枚描いているのですが、そのうちの一枚を見た際に、当時19才の若きクナウスゴールの心には強くうったえかけるものがあり、涙したとのこと。
このエピソードから、人並ではない感受性の持ち主であることと、芸術作品の真髄にあるものを捉える力があるのだと感じます。
また、展覧会カタログのクナウスゴール自身による文章から、美術史専門用語をあえて使用はしていないものの、美術史に関する知識は豊富であることがうかがえます。


この展覧会の特徴は、Knausgård(クナウスゴール)が、従来とは異なるアプローチで展覧会を作り上げたこと。
あえて美術史専門家のアプローチを取らないことで、今まで公開されることのなかった(あるいは、あまり公開されてこなかった)作品を多数展示し、さらに新しい視点からエドヴァルド・ムンク作品を見せることに成功しました。


Towards the Forestは、ムンク作品の素晴らしさと共に、Knausgård(クナウスゴール)のキュレーション力の素晴らしさも感じられた展覧会でした。


ムンク美術館では10月28日(土)から新しい展覧会HEAD BY HEAD - CRONQVIST | BJØRLO | MUNCHが開催されています。
ムンク作品をスウェーデンのアーティストLena CronqvistとノルウェーのアーティストPer Inge Bjørloの作品と共に展示しています。


因みに冒頭写真は今夏オスロで撮影した青空。
芝生に霜が降りる等、ここ数日でオスロは寒さが増してきました。
写真のような、青色と雲の作り出すデザインが素敵な夏空には程遠い季節です。


* All photos credit to the author.


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カテゴリー 文化・芸術・美術
2017年11月 5日
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    る。
    2015年よりノルウェーのオスロで生活。オスロ大学にて美術史を専攻中。スウェーデン留学時(2009 - 2010年)にはスウェーデン料理と食文化について学びました。フードアナリスト®。北欧の食やカフェ巡り、美術やアート・デザイン、雑貨に興味津々。生活経験のあるスウェーデンとノルウェーは勿論のこと、デンマーク、フィンランド、アイスランドも含め、北欧に大きな魅力を感じています。

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