花火大会「Sound of Light」

公開日 : 2011年08月29日
最終更新 :
筆者 : タマ治郎

日本でもあちこちで花火大会が行われているみたいですね。浴衣を着て、出店を回って花火、って本当羨ましい日本の夏です。夏にはもう5年程帰っていないのですごく懐かしいです。

と、ここオタワでも花火大会があるんです♪厳密にいうと、オタワのお隣ケベック州のGatineauにCasino Lac-Leamyという所があり、そこで毎年花火大会"Sound of Light"が行われます。

この花火大会、2週間に渡って行われ、毎週水曜日と土曜日に花火が打ち上げられます。そして毎回、国毎の対抗戦になっているというちょっと変わった花火大会です。残念ながら日本はありません。近いところで中国です。

私が住んでいる家からも毎回花火の音だけは聞こえいたのですが、見るのは初めてなのですごく楽しみ!私たちが行った日はドイツの番でした。ドイツは毎年評判がよいので期待アップです。

オタワから車でもアクセス出来ますが、車の無い私たちはバスで。今回はケベック側に行くのでオタワの市バスではなく、Gatineauの市バスに乗ります。ダウンタウンにあるRideau Centreの目の前の本屋さんの前で待っていればGatineauの市バスが続々来ます。ここでカジノ行きのバスに乗っても良いのですが、花火大会期間中はシャトルバス(6時から8時まで20分おき)が出ます。これに乗ると料金が$3とちょっと安く、会場の目の前まで行ってくれます。そして嬉しいことに、帰りはタダで乗れちゃうんです!!!

良い席を取りたかったので6時の連絡バスに乗りました。会場に着いたらまず入場料$10を払います。花火大会にお金を払うなんてちょっとせこいかなぁ、なんて思いましたが、日本でも取るところは取るみたいですね。この$10で湖の周りの自由席(芝生に座る)で鑑賞できます。もし柵が目の前に無いところや、イス席が希望の場合は、また料金がかかります。

早く着いて、最前列をGetしたものの、花火が始まるのは9時半とまだまだ先。。。持ってきたピクニックを広げお昼寝。湖が目の前なので風がすごくひんやりしてて夏のうっとおしさを忘れさせてくれますが、ちょっと寒すぎ。何か羽織るものを持っていくことをオススメします。そしてカナダでは公共の場でお酒を飲むのは禁止!なのでビールとか堂々と飲むことは出来ません。花火にビールなんて最高の組み合わせなのに。。。もちろん、会場の決められた場所でなら飲むことが出来ます。

他にもホットドッグ等軽食を買えるスタンド、輪投げやミニサッカーなどのゲームもあります。

辺りがようやく暗くなってきました。

casino.JPG

目の前に見える建物がCasinoに隣接しているヒルトンホテルです。花火は湖の中心にある櫓?みたいな所から上がります。

この頃には人が続々やってきて、私たちの回りも人だらけ。

アナウンスの後、ドイツの国歌斉唱があり花火が始まりました!名前にふさわしく、この花火大会はBGMがかかります。今回はドイツなのでドイツの曲もちらほら。

花火1.JPG
花火2.JPG

約30分ほどの花火の打ち上げ。途中にはスマイリー型の花火があったり、ナイアガラの滝、柳などいろんな花火が上がりました。

写真だと伝わりにくいので、ビデオをYoutubeにアップしました。Herbert GronemeyerのGlucをバッグにとても素敵な花火です。

初めてこんなに近距離で花火を見ましたが、すごく感動!!!最終日の花火はますます凄そうだな、と思いました。

帰りはやはり人人人で身動きが取れませんでしたが、無事にシャトルバスにたどり着くことが出来ました。シャトルバスは行きに降りた所から乗ります。途中に「シャトルバスはこちら」っていうサインがありますが、それに従って行くと、Casinoに行くシャトル乗り場に誘導されます。。。私たちはこれにはまってタイムロス。。。

途中で火のついた棒やフラフープを回しながら踊るFire Danceのショーを少し鑑賞。

Fire Dance.JPG

花火と音楽のコラボレーションは初めてだったのですが、とても新鮮で感動しました!来年もまた来ようと思います。

Sound of Light

Casino Lac-Leamy

公式ホームページより分かり易いです。

筆者

カナダ特派員

タマ治郎

2009年よりカナダの首都オタワへ。人生の半分以上をカナダで過ごしてる事になりました。

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