【ボラベン高原】2本の落差のある滝が見事なタート・ファーン

公開日 : 2014年01月17日
最終更新 :
筆者 : 熊谷 郁

ສະບາຍດີ(サバイディー)、熊谷です。

私の住んでいるチャンパーサック県は、滝がたくさんあります。というか、滝以外には何もないんじゃないか、と言うくらい、メコン川の川幅いっぱいに架かる迫力のある滝や、ボラベン高原から落ちる落差のある滝等々、バラエティーに富んだ滝に出会う事ができます。そんな滝を少しずつご紹介して行きたいと思います。

今回ご紹介したいのは、パクセーから16号線を東の方向へ38kmほど進んだ所にある「タート・ファーン(ຕາດຟານ)」です。

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ボラベン高原の鬱蒼とした森の中に、落差のある2本の滝が美しいタート・ファーンはあります。ビューポイントから観るその姿は、雄大のその一言。落差は100メートルとも200メートルとも言われており、ビューポイントからは滝壺までを確認することが出来ないくらいです。以前は滝壺まで降りられるトレッキングルートがあったようですが、現在は閉鎖中とのこと。滝の上の水が落ちる所までは歩けるコースがあるそうなので、そちらをチャレンジしてみるのもよいかと思います。

比較的パクセーからのアクセスもしやすいので、ちょっと訪れてみようかな、という方にはお勧めです。南部ラオス最大の市場、ダオフアン市場の前の38号線をそのまま東に進んで行くと、途中で16号線に名前が変わり、ひたすら真っ直ぐ38km進むと、進行方向右側にタート・ファーンの看板が見えてきます。そこを右に曲がって約1km進むと、到着です。(ローカルバスで行く場合は、南バスターミナルからセコンかアッタプー行きのバスにのり、16号線沿いの看板の所で降ろしてもらってください。運転手さんにタート・ファーンへ行きたい、と伝えておけば停まってくれます。そこから1kmは歩いて行ってくださいね。)

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入口に料金所があるので、1人5,000Kipの入場料を支払い、タート・ファーン・リゾートの看板を見ながら道なりに進んで行くと、一番上の写真の場所に辿り着きます。そして昨年、レストランの前に新しい見晴らし台もでき、そこからだと滝と一緒に写真に綺麗に収まる事もできます。

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レストランも、もちろん滝ビューなので、滝を見ながらのんびりご飯を頂くことも可能です。先月行った時にはWifiも使えるようになっていました。この滝の周辺はボラベン高原と呼ばれていて、ラオスコーヒーの一大産地となっています。その為、コーヒーショップも併設されているので、美味しいエスプレッソも頂けますよ。コーヒー農園ツアーやワークショップも開催しているので、こちらはまた今度ご紹介したいと思います。

そして、ここでの私の1番のお気に入りスポットはこれ!

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竹製のハンモックです!!固そうに見えますが、意外と体にフィットするんです。

時間が許すようであれば、ここにゴロンとなって、ぼーっとすると、滝の音も相まって非常にリラックスできますよ~。

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その他のボラベン高原周辺情報はこちらへどうぞ!→【ボラベン高原地図と記事まとめ

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