【パクセーごはん】朝食にいかが?1杯2,000Kip、豆腐のジンジャーシロップがけ

公開日 : 2014年02月27日
最終更新 :
筆者 : 熊谷 郁

ສະບາຍດີ(サバイディー)、熊谷です。

朝ごはん、みなさんはきちんと食べていますか?私は準備をするのが面倒で、コーヒーだけで出かけることも多々あるのですが、そんな時に嬉しい、きっと旅行者の疲れた胃にも優しい、おばちゃんが担いで売りに来る、豆腐のジンジャーシロップがけをご紹介します。

20140227-01

ラオスでも豆腐はເຕົາຮູ້(タオフー)と言います。ベトナム人や中国人が多く住んでいる地域では、市場で木綿豆腐のような固めで素朴な豆腐が売られていますし、ビエンチャン等ではタイからの輸入のパックに入った豆腐も手に入れることが出来ます。

ラオス人自体は、豆腐を料理に入れて食べることがあまりないのですが、唯一みんなが大好きなのが、この豆腐のジンジャーシロップがけ。ほやほやの温かい出来立て豆腐に、温めた甘ーいシロップと生姜のしぼり汁をかけて頂きます。木の竿に、豆腐が入った容器とシロップなどをぶら下げて移動販売をしているので、街中で見かけたらぜひチャレンジして頂きたい一品です。

20140227-03

本来の用途は飲み会の時等に氷を入れる保冷容器だと思うのですが、保温も行けるのか開けると中に温かい豆腐が入っています。市場で売っている料理用のものは結構固めでぼそぼそした食感なのですが、これはなめらか!出来立てのふるふるです。

20140227-02

これをおばちゃんがすくってくれます。彼女は毎日職場に立ち寄ってくれる豆腐屋さんなので、器に入れて食べ終わった頃に回収に来てくれるのですが、街中でばったり遭遇してしまっても、アジアにありがちなビニール袋に入れて渡してくれるので、安心です。

20140227-04

次に、温めてあるシロップをかけてくれます。ちょっと分かりにくいのですが、ちゃんと炭火でシロップを温めながら移動販売しているんですよね。温かい豆腐に、温かいシロップ、これだけでほっこりです。

20140227-05

最後に、生姜のしぼり汁をかけたら出来上がりです。甘いシロップにピリリとした生姜が効いて、朝食にも、疲れた胃にも嬉しい優しい味が待っています。

20140227-06

慌てて食べると、一番上にかかった生姜のしぼり汁の辛さにちょっぴり驚いてしまうので、シロップと混ぜてから頂きましょう。うーん、美味い!

1杯2,000Kip~、となります。今のレートだと25円くらいでしょうか。移動販売のため、ここに行ったら絶対あるよ!とは言えないのですが、街中で遭遇するのは比較的午前中が多い気がします。ちなみに私の職場、観光局には毎日朝8時半~9時の間くらいに来てくれています。竿の先に氷を入れる保冷容器をぶら下げている人がいたら、きっとお豆腐屋さんなので、声を掛けてみて下さいね。ラオス料理は辛い物も多いので、ちょっと疲れたら、朝食に、おやつにいかがでしょうか。

番外編として、シロップと生姜を入れないで、と言うと、ほやほや豆腐だけを買うことが出来るので、それをお家にお持ち帰りをして醤油をかけて頂くと、まさに湯豆腐!きっと、こんなことをするには日本人だけなんだろうな・・・。

------

その他のパクセー関連情報はこちらへどうぞ!→【パクセー関連記事まとめ

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。