【ボラベン高原】民族村も一緒に楽しめる、パースワムの滝

公開日 : 2014年02月10日
最終更新 :
筆者 : 熊谷 郁

ສະບາຍດີ(サバイディー)、熊谷です。

この週末、ラオス人の友達と一緒にボラベン高原へ行って来ました。ビエンチャンから友達が遊びに来たので、ということで、滝めぐりツアーに。以前にご紹介したタートファンの滝、タートニュアンの滝に加えて、民族村が傍にあるパースワムの滝にも行って来たので、今回はそちらをご紹介したいと思います。

20140210-01

乾季も進んだ2月半ばでしたが、思っていたよりも水量もあり、見事な滝を見ることが出来ました。滝の上では子供たちが水遊びをしていました。ラオス新年(ປີໃຫມ່ລາວ ピーマイラーオ)の時には、滝の上で宴会をするのだそうです。

20140210-02

みんなで記念写真をパシャ!観光地で写真を撮りたいのは日本人だけじゃないです!ラオス人も写真大好きなので、この日私は専属カメラマンと化してしました・笑。

滝に行くには、普通の橋を渡るか、竹で出来た柔らかい橋を渡るかしなければいけません。柔らかい橋、ちゃんとワイヤーも張ってあるので問題ありませんが、みんなで怖いね怖いね、と言いながら渡るのがまた楽しかったりもします。

元々、このパースワムの滝は、タイ人Vimol Kitbumroongさんが、この地域の少数民族の人々の生活向上の為のプロジェクトとして、観光開発を行ってきた場所です。ここのレストランなどで働いている人々は、全てこの周辺の少数民族の人々。1999年にプロジェクトを発足させた際には、アクセスするのも困難な場所で、建設工事では象の力に頼っていたそうです。そんな所が、今ではラオス人は勿論、週末ともなればタイからツアーバスで観光客がどっと押し寄せます。たった15年前までと今とでは、人々の暮らしも変わってきたに違いありません。

そしてこの滝には、その少数民族の人々の生活を知ってもらう為に、各民族の伝統的な家を建て、民族の人々の暮らしが分かるような民族村も併設されています。

20140210-04-1

これはツリーハウスタイプのお家。冒険心、くすぐられますよね~。他にも色々なタイプの家が建っています。

DSC08371.JPG

そして、この家々には、実際にその少数民族の人たちが住んでいるんです。たまには自分たちの村へ帰っているみたいですが、訪れれば、誰かしら迎えてくれます。

20140210-06

テーマパークとしての民族村なのですが、実際に色々な少数民族が一緒の敷地内に暮らす、と言う事は中々前例がないようで、大学の研究者の方が訪れたりもしていました。

お母さんたちの織った布や団扇もここで購入することができます。意外と良心的、というか、布1枚とってもすごくしっかり織られているのに、比較的安価で驚きでした。ここでの売上は彼女たちの収入源にもなりますので、気にいったものがあればぜひご購入を。ラオスでの出会いは一期一会がすごく多くて、2度と同じ物には出会えないし、その次のチャンスも中々ないので、気にいった物は後悔しないようにその場で購入すべし!とは、ラオスでの暮らしの日々から学んだことです。写真を撮らせてもらう際は、必ず本人に声をかけて下さいね。フォトOK?で大丈夫!そして、写真を撮らせてもらったら、少額で構わないのでチップを渡して頂けると嬉しいです。

パクセーから訪れる場合は、車やトゥクトゥクをチャーターするのが一般的。欧米人はレンタルバイクで周っていますね。16号線を東の方へ21km走った所で左へ曲がり、そこから17kmほど走ったらパースワムの看板が出ている所で左へ。さらに2kmほど進めば到着です。

ローカルバスで行く場合は、パクセー南バスターミナルからサラワン行きのバスに乗り、運転手にパースワムへ行きたい旨伝えて下さい。パースワムの看板の所で降ろしてくれるので、そこから2kmはがんばって歩きましょう。

民族に興味があったり、滝でのんびりしたい方にはお勧めのパースワムの滝でした。

------

その他のボラベン高原周辺情報はこちらへどうぞ!→【ボラベン高原地図と記事まとめ

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。