辛さダイナマイト!パラオ唐辛子

公開日 : 2018年11月28日
最終更新 :
筆者 : K

今回は、私の大好きな唐辛子をご紹介しましょう。

パラオの料理は、料理自体が辛いということはありませんが、辛いものが好きな人はたくさんいます。塩味のシンプルなシーフードに、庭の木から手折ったばかりの唐辛子を、お好みで加えるのがパラオ流。一家に1鉢/1株は、必ずあると言っても過言ではありません。

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いくつか種類がありますが、写真の鉢植えは、沖縄やハワイにもある種類、2〜3cmくらいの大きさです。日本で見かける普通のものより小ぶりで辛味が強く、沖縄では島とうがらしと呼ばれているもの。もっと小さい種類(1cmくらい)もあって、こちらはパラオ最辛で、通称ダイナマイト。

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あまり流通していませんが、1cm程度の小さな唐辛子を見かけたら、気をつけて!ダイナマイトです!

パラオ語で唐辛子は、meringel(メリングル)といいます。「からい」の他、痛い、つらいという意味もあります。たった1cmで、ダイナマイト級に辛いパラオ唐辛子、もし見かけたら、辛いもの好きでしたら、是非チャレンジしてみてください。

さて、一家に1鉢/1株はある唐辛子ですから、豊作のときは、保存を兼ねて自家製の辛味調味料を作ります。我が家のレシピはこちら。ダイナマイトではなく島とうがらしを使いました。

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若い青唐辛子も香りがいいので、緑のものも摘んじゃいます。完熟の赤いものと緑のものを分けて、ヘタを切り落とし、輪切りにして、青唐はしょう油、赤唐は酢と塩で漬け込みます。分量は適当!私は細かく切りましたが(切るとき、あまりの辛さに手が痛くなります)、まるごと漬ける家庭もあります。

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あとは冷蔵庫で放置して、簡単パラワン・タバスコの出来上がり。切ると数日でしょう油、酢に辛味が移って、辛味調味料として楽しめます。まるごと漬けると、汁に辛味が移るのがゆっくりで、1週間くらいで程よい辛味。我が家は、どんな料理にも合うようにシンプルですが、にんにくや胡椒、レモン汁、黒糖などを入れるレシピも。お刺身や魚のスープ、唐揚げやバーベキュー、何にでも加えていただきます!

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お店でも売ってます。野菜売り場で、10本くらい入った小袋が1〜1.5ドルです。残念ながら、農林水産省の植物防疫所によると、生の唐辛子は、パラオから日本へ持ち込みできないとのことなので、滞在中のみ、お楽しみください。お土産には、食品として加工してある、写真の小瓶の唐辛子ペースト(5〜6ドル)をどうぞ。

植物防疫所:http://www.maff.go.jp/pps/j/search/ikuni/index.html

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