トルコ人に欠かせないチャイとは
皆様メルハバー
日本も肌寒い日々がやってきましたね。
そんな時恋しくなるのが温かい飲み物。
日本人は緑茶、ウーロン茶、紅茶と気分やシチュエーションに合わせてお茶を飲みますが
トルコではチャイと呼ばれるお茶を1日に何度も飲みます。
日本でチャイとはインドの甘いミルクティーを指しますが、トルコではいわゆる紅茶の事をチャイと呼びます。
このチャイなしではトルコ人は生きられないのではないかという位にチャイが皆大好きなんです。
トルコ人は基本食後にはチャイを飲み、その他にも仕事の合間合間にもチャイを飲みます。
そして1回のチャイタイムでは1杯ではなく、2~3杯は飲みます。
さらに1杯毎に砂糖を山森入れて甘くして飲む人も多いです。
(なので、トルコ人は糖尿病が多んですが。。。)
このチャイ一見紅茶のように見えるんですが、入れ方がとても独特です。
こちらがチャイを入れるやかんです。
日本では見かけない2層式になっております。
まず下の段にお水を入れ、火にかけてお湯を沸かします。
上段にはたっぷりの茶葉を入れて蒸しておきます。
下のお水が湧いたら上段に注ぎ、下の段のお水を足してさらに沸かします。
上にお湯を入れた後にはとても小さな火で、ゆっくりお茶を煮出します。
約10分から15分程煮出せば完成です。
茶葉を入れすぎり、長い時間煮だしすぎるとチャイが苦くなったりしますが、何度かやっているといい塩梅に
作れるようになります。
出来上がったチャイはまずお湯を注ぎグラスを温め、一度お湯を捨て、上段のチャイグラスに半分程注ぎます。
そして下段のお湯を注ぎ入れます。
これで美味しいチャイの完成です。
チャイは人により濃いめ、薄め、砂糖あり、砂糖なし等好みがあるので、お客様に振舞う際には好みを聞いたりします、
レストランの食後には必ずチャイを飲むかと聞かれるので、ぜひ皆様もトルコのチャイを飲んで
自分の好みの味を見つけてみてくださいね。
そしてチャイを入れるやかんをお土産に買ってみてくださいね。
(トルコ語でチャイダルといいます。)
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