「フィリピンでの国外活動」

公開日 : 2016年11月20日
最終更新 :

みなさんこんにちは!今回は私たち団体がフィリピンで行っている国外活動について焦点を当てて紹介していきます。

国外活動としてフィリピンでの2週間のワークキャンプを年に2回行っています。国外活動では、主に当団体がミッションに掲げている、小学校建設とワークショップ授業を行っております。2つの活動は、支援地の村にホームステイをし、現地の人々と交流しながら行っています。現在支援している村はパナイ島イロイロ市プグハナン村です。プグハナン村は数年前の台風被害により、校舎が崩れかかっているおり一刻も早く新しい校舎を建設する必要があると判断し、支援し始めました。

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まず、このプグハナン村まではマニラから国内線を乗り継ぎ、フィリピン名物のジプニーに1時間程乗ると到着します。今までに5校舎建てた実績からでしょうか、村の人々が温かく出迎えてくれます。

そんなこんなで始まる国外活動。建設作業は現地の大工さんと共に行います。午前と午後の2部制で行われ、計6日間ほどで校舎を完成させなければいけません。フィリピンの校舎は日本の校舎とは違い、1から作る材料も少なくありません。その上、常夏の島フィリピンはなんといっても暑い!個々の体調管理を怠っては校舎建設に貢献できません。私自身もフィリピンに行くまでは、途中でバテてしまうだろう、と思っていましたが、陽気なフィリピン人や仲間のおかげで楽しく建設することができました!

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もうひとつ忘れてはいけない活動であるワークショップ授業は、村の小学校を訪問し、低学年中学年高学年に別れて行います。日本で予め内容を決めて台本を作り、英訳してから渡航します。実は、この授業にはひとつ問題があります、、、。それは、子供たちが英語を理解できないことです。中学年になるとすこしずつ英語を話すことができますが、英語で授業を行うのは困難です。

そんな私たちを救ってくれるのが、現地のNGO LOOBです!日本人が理事を務めるこの団体は、イロイロ市内でボランティア活動を行っております。私たちの国外活動では若者がフィリピン人キャンパーとして参加し、ワークショップ授業だけではなく、建設やホームステイを共に行っています。この若者たちが現地語であるイロンゴ語で通訳をしてくれます!

授業内容は前回の渡航の際に教師によるアンケートの結果をもとに決めています。私たち学生だからできる授業!子供たちが飽きずに楽しく聞いてくれる授業!新たな知識を増やせる授業!を目指して毎回考えています。

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フィリピン人キャンパーと共に、建設作業の合間に打ち合わせをして本番に挑みます。私たちにとって嬉しいことは、一生懸命用意したワークシートに記入したり、子供たちが積極的に授業に参加してくれることです。それが私たちの活力にもなっています!

次回は、国内での活動についてご紹介します!

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