夏のソルド、始まる
フランスでは今日から全国各地で夏のソルド(バーゲン)が始まり、8月半ばまで続く。
フランス人女性たちのソルドにかける意気込みはすごい。ソルド一週間前くらいから各デパート、ブティックで“ソルド下見”を行い、この時に試着を済ませておく。そして初日には開店と同時に目をつけていたものにまっしぐら、という感じらしい。
私は初日の今日、ヴェルサイユ近くにある大きなショッピングセンターに、子どもを幼稚園に預けた後にその近くに住むママ友達と出かけたが、まずは駐車場が満杯で、留めるところを探すのに15分近くかかった。ママ友達いわく「普段、この時間はガラガラなのに」。センターに入ると、どのブティックもレジに長蛇の列。女子高生からベビーカーを押すママたち、50、60代の熟年マダムたちが、何枚も(時には十数枚も)の戦利品を抱えて並んでいる。
この時期、何と言ってもたいへんなのは販売員の方たち。今日も12時過ぎに子ども服の店で若い女性店員が店長らしき男性に「休憩取ってもいいですか?」「15分で戻って来てね」。昼休憩2時間の伝統があるフランスで(今現在、2時間取っている人はいないだろうが)たった15分なんて。また14時近くにアクセサリー屋のレジでは疲れた顔をしている女性店員にお客のマダムが「今日は1年で一番たいへんな日ね。がんばってね」とねぎらいの言葉をかけていた。
ちなみにソルドは初日を逃したら、次は「値下げ第二段deuxième démarque」という値段がさらに安くなる時期、その後は最終日近く(70%offがザラになる)を狙うのがいい。
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