仏国内のテロの危険性について
フランス軍のマリ派遣に伴い、フランス国内でのテロの危険性が指摘されています。パリ市内は通常と変わりませんが、心に留めておくことをおすすめします。以下、日本国外務省の海外安全ホームページからの一部転載です。
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フランス:仏軍のマリ派遣に伴う注意喚起
1月9日以降、マリ北部で、マリ国軍とイスラム原理主義武装集団の戦闘が激化し、11日、マリ暫定政府からの要請を受けた仏が軍を派遣し、同武装集団への攻撃を行いました。この攻撃を受けて、イスラム原理主義武装勢力アンサール・ディーンは、「全世界のイスラム圏に住むフランス人は代償を払うことになるだろう」との声明を発表しました。
一方、1月12日、オランド仏大統領は、マリへの軍事派遣等を受けてイスラム過激派の仏に対する反発が強まることを想定し、仏国内の公共施設や交通機関等においてテロ警戒を強化することを発表しました。
ついては、フランスへ渡航・滞在される方は、以上の状況を考慮し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。特に、公共施設を訪問する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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