無料で行ける『レ・ミゼラブル』が生まれた場所「ビクトル・ユゴー記念館」

公開日 : 2013年01月30日
最終更新 :
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現在公開中の映画『レ・ミゼラブル』。この作品は仏作家ビクトル・ユゴーの小説を、ミュージカル劇にしたものの映画版ですが、フランスではまだ公開されておらず、2月13日に封切られる予定です。この時期パリへ来る予定の人は、ぜひユゴーに関連する場所を巡ってみてはどうでしょうか。

ユゴーは『レ・ミゼラブル』を1845年から書き始め、1862年に発行しています。執筆開始当時住んでいた場所が現在、パリ市内ボージュ広場に記念館として公開されています。

じつは同館、うれしいことに入場無料! 場所も市内中心部マレ地区にあるので、ノートルダム大聖堂やジャベール警部が自殺したセーヌ河畔(ノートルダム橋)からも比較的近いです。お決まりのバスチーユ広場は近くですし、(細かくなりますが)ジャンバルジャンがコゼットを連れて、パリへ引っ越した先の住所もセーヌ川を渡った対岸にあるので、一通り巡ることも容易です。

2月13日に封切られる映画をパリで観て、その後周辺にある作品縁の場所を訪れてみると、『レ・ミゼラブル』の世界が一層近づけると思います。

【今の服装】

先週までの連日マイナスを記録していた寒さが嘘のように、今日辺りから暖かくなっています。ただし暖かいといっても、東京の冬の暖かい日と同じくらいの気温のため、防寒対策は必要です。

【データ】

Maison de Victor Hugo(ビクトル・ユゴー記念館)

住所:6 Place des Vosges, 75004

営業時間:10時〜18時

閉館日:月曜、祝日

最寄り駅:地下鉄1番線Saint-Paul/8番線Chemin Vert/1、5、8番線Bastille

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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