仏で鉄道版LCCの格安運賃が始まる

公開日 : 2013年03月08日
最終更新 :
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4月2日から仏国鉄SNCFは、鉄道版LCC「OUIGO」をスタートさせます。LCCとはサービスを簡素化してコストを下げ、格安の運賃を提供する航空会社のことです。

運行区間はパリ、リヨン、マルセイユ、モンペリエを結ぶ線。運賃は大人片道各10ユーロ、子供片道各5ユーロからとかなり低く設定されています。格安運賃の代わりに発着駅はパリ市内ではなく、マルヌ・ラ・バレ駅(ディズニーランド・パリ)、リヨンはサンテグジュペリ空港駅が使われます。その他の都市はTGVで、通常使われる駅と変わりません。

切符はOUIGOホームページから購入し、出発4日前に登録したメールアドレスにEチケットが送られるので、それを印刷。乗車券は出発4時間前まで購入可能です。

手荷物も1人1個(55×27×15cm)に制限され、それ以上は追加料金が課されます。予約で1個5ユーロ、予約追加10ユーロ、当日40ユーロで、1人最大2個まで持ち込みできます。当日は車内での検札が無いため、発車30分前に駅で改札が必要です。乗車券の印刷を忘れた場合は、追加で5ユーロかかります。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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