深刻な大気汚染により、パリはナンバー別の通行規制を実施へ

公開日 : 2014年03月17日
最終更新 :
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3月17日(月)5時30分より、大気汚染を改善のため、パリを含むイル・ド・フランス地域圏では車の規制が行われます。

奇数日は奇数ナンバーの車(二輪車含む)のみ、偶数日は偶数ナンバーの車のみ通行できます。つまり17日(月)は奇数日なので、奇数ナンバーの車のみ通行できます。パリ市および近隣のセーヌ・サン・ドニ県、オー・ド・セーヌ県、ヴァル・ド・マルヌ県に適用されますが、次の車は除外されます。

・3名以上乗車している車

・電気自動車

・LPガスおよび天然ガス自動車

・タクシー

・自動車教習車

・消防車・救急車などの緊急車両

ここ数日の深刻な大気汚染を緩和するため、市内レンタル自転車ヴェリブやレンタル電気自動車オートリブの解放、公共交通機関の無料開放、速度制限など、様々な対策が行われてきたパリですが、車の規制は1997年以来です。

なお18日(火)以降は継続されないということが決定したので、17日24時に規制は解除されます。公共交通機関の無料化も解かれます。

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なお現時点ではすでに規制は解除されています。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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