フランスでW杯はどれくらい盛り上がっているのか?

公開日 : 2014年06月15日
最終更新 :
IMG_1244.jpg

サッカー・ワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました。2010年の南アフリカ大会の時、フランスは南アフリカと時差が無かったため、深夜に頑張って起きて観戦ということも無く普段通り見ることができました。しかしブラジル大会ではそうはいかず、夜から深夜にかけて放映されています。

そのため前回はエッフェル塔前のトロカデロ広場に大きなパブリック・ビューイングが設置されたのですが、今大会では行っていません。主要国の試合は普通にテレビで見られるものの、日本などのマイナーな国の試合は有料のスポーツチャンネルのみ。そのため、お金を払って契約するか、スポーツバーなどでの観戦になります。多民族国家であるフランスは、どの国の試合でもその時間帯になると、各国のユニフォームを来た人がスポーツバーに集まり応援しています。

肝心のサッカー・フランス代表の調子はどうなのでしょうか? フランスにはリベリという同国を代表する中盤の選手がいます。しかし、ワールドカップ直前の故障で出られなくなってしまいました。リベリはドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属する選手で2012-2013年のシーズンは欧州サッカー連盟(UEFA)最優秀選手を受賞しています。他にもレアル・マドリードに所属するベンゼマなどスター選手はいても、やはりリベリの離脱はフランス代表にとって痛いです。

一方で、フランスの1次リーグ対戦国はホンジュラス、スイス、エクアドルの3ヵ国。多くのフランス人は「この組み合わせならフランスは決勝トーナメントに行ける! 」と思っています。6月15日にホンジュラス戦、6月20日にスイス戦、6月25日にカメルーン戦が行われます。ジダンなどが現役だったイケイケの頃と比べて、最近はイメージ的に落ちますが、そろそろ復活してほしいところ。4年に1度の晴れ舞台で、リベリ抜きのフランス代表がどのように戦うのか。楽しみです。

(6月お題"2014サッカーinブラジル")

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。