パリ大東社の博物館で仏フリーメイソンの活動を知ろう

公開日 : 2014年08月17日
最終更新 :
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星の数ほどあるパリの美術館。中には一風変わったものも多く存在します。「Musée de la franc-maçonnerie」もその1つ。フランス大東社(仏フリーメイソン本部)内に併設された同館では、秘密結社と思われがちなフリーメイソンの歴史を学べます。

日本におけるフリーメイソン(フリーメイソンは会員を指し、団体名はフリーメイソンリーという)は、様々なオカルトの話題と一緒に登場しがちですが、じつは非宗教・友愛・慈善団体。組織としては世界でもっとも古く大きく、会員の人種や宗教、社会・経済的地位にかかわらず等しく、知り合いになることを目的としたものです。

フリーメイソンの元をたどると、最初は石工の組合でした。そのためか、建物内も巨石が使われた堂々たる雰囲気。また博物館内には、お土産としてフリーメイソングッズも売られているので、フリーメイソンファンにとっては、いい思い出の品が見つかるかもしれませんね。

定番の観光に飽きたら、こういうマイナーな美術館・博物館巡りをしても、ある意味パリらしさを感じられると思います。

【データ】

住所:16 rue Cadet 75009 Paris

開館時間:10〜12時30分、14時〜18時(火〜金曜)/10〜13時、14〜19時(土曜)

定休日:日・月曜、祝日

入館料:6ユーロ(18歳未満無料)

最寄り駅:地下鉄7号線Cadet/Le Peletier

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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