フランスの定番クリスマスケーキといえばこれ!
フランスでクリスマスに食べるのは、ブッシュ・ド・ノエルと呼ばれる、薪の形をしたケーキです。なぜ、このような形のケーキを食べるのでしょうか?
暖房設備がまだ暖炉だった時代、暖炉の前は家族団らんの場所でした。フランス観光開発機構によると、クリスマスには木の葉とリボンで飾りつけられた薪を、油や蒸留酒、聖水に浸した小枝を使い祝福を与え、最年少者と最年長者によって火をつける習慣があったそうです。その薪の灰は保存され、翌一年間、稲妻や悪魔から家を守る役目になったのだとか。今ではそれが、薪の形をしたブッシュ・ド・ノエルに変わったそうです。
フランス時間で今はクリスマスイブ。パリの街中はレベイヨン(クリスマスイブの夜食)を迎える前の、慌ただしさに包まれています。もうすぐ今年も終わりますね。
(12月お題"ケーキ(クリスマスケーキ)")
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。