この時期必見! ヴォー・ル・ヴィコント城のクリスマス装飾

公開日 : 2016年12月06日
最終更新 :
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パリ郊外にあるヴォー・ル・ヴィコント城は、年末にぜひ訪れておきたいスポットの1つ。クリスマスの飾り付けがされ、とても幻想的な雰囲気になります。元々同城は、建築家ル・ヴォー、造園家ル・ノートル、室内装飾画家シャルル・ル・ブランにより造られ、当時あまりの豪華さにルイ14世の不興を招いてしまったほど。その城内がクリスマス一色になります。

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パリからの行き方は、パリ東駅からRER P線に乗り最寄駅「Verneuil l'Etang」で下車します。ここから城まではシャトルバス(往復10ユーロ)が運行されています。パリからの電車は約1時間おき。シャトルバスは列車の到着に合わせて駅前を出発します。

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ヴォー・ル・ヴィコント城内は、部屋ごとにテーマが決められ飾り付けられており、どれも子どもが喜びそうなテーマばかり。昼に訪れても外光を遮り暗くしてあるため、きらびやかな装飾を楽しめます。その他にも子ども向けの中世風の衣装レンタルや、庭の馬車での散策など、ファミリー向けのアトラクションがいくつか用意されています。

敷地内には土産屋とレストランを併設。夏季は城を一望できる場所にテラス席が設けられ、ゆっくりと夕食も楽しめます。また夜間には、無数のキャンドルで屋敷がライトアップされ、1661年に行われた落成式の再現もされています。

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ヴォー・ル・ヴィコント城は、ルイ14世がベルサイユ宮殿を造る際に参考にしたと言われています。ベルサイユ宮殿とセットで訪れても、色々比較できて面白いです。

【データ】

住所:Château de Vaux-le-Vicomte 77950 Maincy

営業時間:11〜最終入場18時(2016年11月26日〜2017年2月の週末、時期により変わる)

定休日:月〜金曜

入場料:15.50ユーロ

最寄り駅:RER P線Verneuil l'Etang

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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