いつもと違うお土産に春限定のイースターチョコレートを探そう

公開日 : 2018年03月21日
最終更新 :
IMG_9050.jpg

最近は暖かい日も増えてきて、少しだけ春が顔を出すようになりました(といっても先週末はパリに雪も降りましたが......!)。

春の訪れと共にやって来るのが復活祭(イースター)です。復活祭とは、キリストの復活を記念して春分後の満月直後の日曜日に行う祭事で、フランス語では「Pâques(パック)」と言います。日にちはその年によって変わり、毎年3月末から4月上旬あたりが復活祭になります。

宗教的な意味合いもある復活祭ですが、子どもたちや観光客にとってはチョコレートのイメージが強いかもしれません。というのも復活祭が近づくと、いろいろなお店で復活祭に向けた卵型やウサギ型のチョコレートを売り出すからです。ウサギや卵をかたどるのは、それらが豊穣を表しているからだと言われています。

20180309_135821.jpg

さて、これら復活祭のチョコレートは街中を歩いていても見つけられますし、デパートの食品売り場などでもいろいろな種類を見つけることができます。その中でもギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店のグルメ館では、ここでしか買えない人気パティスリーの限定チョコレートが売られています。

例えば、ピエール・マルコリーニはウサギの耳をかたどったチョコレートを、3月7日から4月3日までグルメ館地上階に設けられたポップアップ・ストア内で販売しています。

chapeau pâques lafayette.jpg

他のブランドも負けていません。ヤン・クヴルーが売り出す復活祭のギャラリー・ラファイエット限定チョコレートは、卵型の"うろ"に入ったキツネです。キツネは同パティスリーのシンボル。"うろ"の上にはキツネの足跡も付いています。

YANN COUVREUR - OEUF EXCLUSIF def.jpg

ピエール・エルメは正統派のニワトリとウサギの限定品。

PE18_POULE_DAPRES_FRANCOIS_POMPON_PM_INSPIRATION_PASSION_HD.JPG
PE18_LAPIN_DAPRES_FRANCOIS_POMPON_INSPIRATION_PASSION_HD.JPG

エクレアの専門店レクレール・ドゥ・ジェニはウズラの卵のようなチョコレートを出しています。何も知らずに見たら本物の卵と間違えそうですね。

ECLAIR DE GENIE.jpg

ル・ショコラ・アラン・デュカスは4月1日に合わせた魚型のチョコレートです。フランスでは4月1日のエイプリルフールのことを「ポワッソン・ダブリル(4月の魚)」と呼び、子どもたちは魚の形をした紙をこっそり背中につける遊びをしたりします。そのため、この時期は魚の形をしたチョコレートも多く売られています。

1521574452.jpg

これら品物はこの時期ならではの限定品ですし、いつもと違うお土産を探している人にもぴったり。予算に合わせて選んでみてください。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。