パリで秋田県の日本酒試飲会があったので行ってきました!

公開日 : 2018年07月04日
最終更新 :
PYK_2519.jpg

ここ数年、パリの中でようやく正しく認知され始めた日本酒。以前と比べて試飲会が開かれる機会も増えてきました。 先週日曜はパリ市内8区にあるイベントスペース「Wa Salon」で、秋田県の日本酒を集めた試飲会があったため参加してきました。

PYK_2527.jpg

開いたのはフランスへ日本酒を卸しているジャパン・エクスキーズ株式会社。同社の代表取締役であり、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションの息子さんである安部ロブション・ルイさんが、参加した飲食関係者へ秋田の日本酒を説明しつつ、それぞれの銘柄の感想を聞いていきました。

PYK_2521.jpg

始めは発泡性のある日本酒から始まり、最後は古酒に。私はレストランなどの経営者ではないため、正直なところ比較的気楽に試飲していたのですが、飲食関係のフランス人参加者は、皆、新しい味を探そうと真剣。「おいしいか」「フランス料理と合うと思うか」「ボトルの見た目はどうか」「いくらだったら買いたいか」など、さままざま面から各銘柄に対する意見をあぶり出していきます。こうやって次々と新しい銘柄が、フランスに紹介されていくんですね。

PYK_2522.jpg

日本酒に合わせて稲庭うどんなど、秋田県の食品などの紹介もありました。

PYK_2518.jpg

並ぶ銘柄の中にはすでにフランスへ輸入しているものもありますし、まだ輸入していないものもあります。今回の飲食関係者の反応次第では、さらに新しい銘柄がパリで飲めるようになるかもしれません。

今回のイベントが開かれたWa Salonは、試飲会のようなイベントの他にも、日本のさまざまな商品を展示し、フランス人消費者に紹介する仕事をしています。フランスでの日本製品の様子を知りたかったら、顔を出してみても良いと思います。

【データ】

住所:9 rue Treilhard 75008 Paris

営業時間:11時〜19時30分

休み:土・日曜

最寄り駅:地下鉄9・13号線Miromesnil

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。