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フランス/パリ特派員ブログ 守隨 亨延

フランス・パリ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年7月16日

パリから手軽に遠出!今夏注目のノルマンディーへプレスツアーに参加してみた(1日目)


パリから手軽に遠出!今夏注目のノルマンディーへプレスツアーに参加してみた(1日目)

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パリからもっとも近い海として、パリっ子にとって身近なリゾート地になっているのがノルマンディー地方です。ノルマンディーはフランス北部、イギリスと海を挟んで隣り合う地域で、カン、ドーヴィル、ル・アーヴルなど見所ある町が点在しています。


毎年多くの行楽客が訪れる地域ではあるのですが、今夏はフランス観光開発機構、ノルマンディー地方、ノルマンディー・アトラクティビテ、百貨店ギャラリー・ラファイエットがコラボして、多くのイベントやフェアが行われるなど、普段に増して注目度が上がっています。


そのノルマンディーの魅力を現地でさらに発見するため、メディアやインフルエンサーを招いてのギャラリー・ラファイエットと巡る1泊2日のプレスツアーが開かれたので、参加してきました。

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(ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店のショーウィンドーを飾る写真はノルマンディー地方をテーマに多くの作品を発表してきたカナダ人写真家コートニー・ロイさんによるもの)


当日は、まず朝はギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店にて集合。今回のメンバーはアメリカ、中国、ベトナム、日本の4ヵ国で構成されています。


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ギャラリー・ラファイエットでは、2019年7月5日から9月1日まで「ノルマンディー・シェリー(Normandie Chérie:愛しのノルマンディー)」 というイベントを開いています。本館、紳士館、メゾン&グルメの3つの館内インテリアが、それがノルマンディーカラーに装飾され、ノルマンディーの工芸品や特産品を販売。ノルマンディー発のブランドも幅広く紹介されています。それらを順に見学していきます。


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店内ではシードル(リンゴの発泡酒)やカルバドス(リンゴの蒸留酒)の試飲もあり、午前中からほろ酔い気味でのスタートです。


【データ】
Galeries Lafayette Paris Haussmann(ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店)
住所:40 Boulevard Haussmann 75009 Paris
営業時間(本館・紳士館):9時〜20時30分(日曜は11〜20時)
営業時間(グルメ・メゾン館):8時30分〜21時30分(日曜は11〜20時)
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
最寄り駅:地下鉄7、9号線Chaussée d'Antin La Fayette


ギャラリー・ラファイエットを一通り巡った後は、ノルマンディー方面へのパリの玄関口サン・ラザール駅から列車で一路カンを目指します。


カンでの定番の観光スポットは『地球の歩き方 フランス』にも載っているように、お城や男子修道院、女子修道院、カン美術館、ルマンディー博物館などですが、今回訪れたのはカン郊外コロンベルにあるシテ・ド・シャンティエという建物。ここでカン周辺で作られるオーガニック化粧品、テキスタイルなどを見学しました。


ノルマンディーのクリエイターが作った、ノルマンディーからやモチーフがかわいらしい服飾ブランド「Cherwood 」や自然派化粧品を作る「Les Savons de Joya 」や「Melchior et Balthazar 」、ネット状の夏らしいバッグを作る「Filt 」などの生産者と歓談しました。


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(CherwoodのTシャツなど)


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(Les Savons de Joyaが作る歯磨き粉や石けん、ハンドクリームなど)


シテ・ド・シャンティエがある場所は、元はソシエテ・メタリュルジック・ド・ノルマンディー(SMN)という、大規模な鉄工所が広がっていた場所にあります。最盛期には工場労働者を中心に6000人が暮らし、彼らや家族のための学校や文化施設もありました。今はすべて更地になっていますが、一部だけ当時の建物は残されています。それがシテ・ド・シャンティエの隣そびえ立つ、巨大な冷却塔です。


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鉄工所が閉鎖された後は、長らく寂れた場所になっていましたが、クリエイターやスタートアップの拠点にするべく再開発中が行われ、現在そのリノベーション工事が進められています。


【データ】
Cité de chantier(シテ・ド・シャンティエ)
住所:Rue des Ateliers 14460 Colombelles
最寄り駅:Gare de Caenから車で15分


シテ・ド・シャンティエの次は、カン郊外サン・ジェルマン・ラ・ブランシュ・エルブにある現代出版資料研究所(L'MEC)へ。


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ここはカンにある男子修道院、女子修道院に次いで3番目に大きかったアルデンヌ修道院を改装して、資料をアーカイブする大規模な施設が造られています。圧巻なのがゴシック建築の教会建築内部を、図書館にリノベーションしたもの。過去と現在の建築が喧嘩せず、見事に調和しています。


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図書館の地下には資料の原本が、温度や湿度など厳重な管理のもとに保存されています。


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【データ】
Institut mémoires de l'édition contemporaine (現代出版資料研究所)
住所:Abbaye d'Ardenne 14280 Saint-Germain la Blanche-Herbe
開館時間:9〜18時
定休日:土・日曜
最寄り駅:Gare de Caenから車で20分


カン周辺の見所を巡った後は、リゾート地であるドーヴィル方面へ移動。1日の最後は海岸沿いでディナーとなりました。訪れた場所はカンからドーヴィルへ向かう間、ヴィレ・シュル・メールにある海沿いのレストラン「ラ・ディグ・ド・ヴィレ」です。


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海岸を見渡せるテラスへ。せっかく海まで来たので、ここは海産物でしょう。シャンパンを傍に、前菜に牡蠣、主菜にイカ、デザートにシュー生地にアイスクリーム、その上からチョコレートをかけるプロフィットロールを頼んでみました。


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【データ】
La Digue de Villers(ラ・ティグ・ド・ヴィレ)
住所:Avenue de la République, 14640 Villers-sur-Mer
営業時間:10〜23時
定休日:無


この日の宿泊場所は、ドーヴィル近くにあるカナップヴィルのホテル「マノワール・デ・ポルト・ド・ドーヴィル」です。


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16世紀の建物をホテルに転用しており、17世紀にはフランスの劇詩人ラシーヌが定宿にしていたとのこと。広い敷地内には、離れのように各客室が点在しており、ゆっくりとした滞在を楽しめます。


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敷地内にはプール、ジャグジー、サウナもあります。


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【データ】
Les Manoirs des Portes de Deauville(マノワール・デ・ポルト・ド・ドーヴィル
住所:30 Route Départementale 677 30 D677 14800 Canapville


盛りだくさんのツアーでホテルに着いたのが23時過ぎ。とにかく、この日は寝ることにして、翌日は遅めの出発でル・アーヴルへと向かいました。

2日目 へ続く)


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    守隨 亨延
    ジャーナリスト。愛知県出身。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本でガイドブックおよび雑誌記者として活動する。2009年に渡仏。ANNパリ支局勤務を経て、現在は株式会社プレスイグレック代表。専門は日仏比較文化と社会、ツーリズム。取材経験はカンヌ国際映画祭、ユネスコをはじめ国際機関、パリ同時多発テロ事件、フランス大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。フランス外務省発行記者証所持。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせは株式会社プレスイグレック、またはメールにて。
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