ギャラリー・ラファイエットの巨大ワインコーナー「デュクロ」でテイスティング教室を楽しもう【読者割引あり】

公開日 : 2019年08月18日
最終更新 :
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「ワインって何だか難しそう」と思う人は多いはずです。しかし、少しワインの知識を入れるだけで、フランスでの食事時がさらに楽しくなります。

パリの百貨店ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店では、観光客も参加できる英語のワインテイスティング教室が開かれているとのことで、取材しつつ、一般のお客さんと共に参加してみました。

教室が開かれる場所はオペラ座すぐ横にある同店グルメ&メゾン館1階のワインコーナー「デュクロ・ラ・カーヴ(Duclot La Cave)」です。

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講座は1時間半。シャンパーニュ、ロワール、ブルゴーニュ、ボルドー、アルザス、ローヌなどフランス各地のワイン産地やブドウの品種について学びます。テイスティングできるワインは6種類。デュクロ・ラ・カーヴのソムリエが厳選した銘柄が出されます。

私が参加した時は、シャンパーニュ(白)、サンセール(白)、プイィ・フュイッセ(白)、ボジョレー(赤)、ボルドー右岸(赤)、シャトーヌフ・デュ・パプ(赤)といった順番で、6地域のワインが出されました。

ソムリエの先生が、まず挨拶。そして、生徒それぞれの国籍とワイン習熟度を知るために、「ワインのビギナーです」「毎晩飲んでいます」など、生徒も一言ずつ自己紹介をしました。それら生徒のレベルを踏まえて、授業のスタートです。今回は韓国人、ブラジル人、イギリス人、そして私(日本人)の4カ国9人の生徒が参加しました。

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色、香り、味など、テイスティングの基本的を学びつつ、表現の仕方、ブドウや土壌の種類などを学んでいきます。「シャンパンはどうして他のワインと比べて重宝されるのか?」「シャンパンとプロセッコの違いは?」など、ワインの知識というと、覚えなければいけないことが山のようにあるイメージですが、先生が論理立って説明してくれるため、すっと頭に入ってきます。

テイスティングで注がれるワインも、6種類飲むとそれなりに量があるので、お酒の弱い人だと酔っ払ってしまうかもしれません(それくらい充実しています!)。もちろん、スピトゥーン(テイスティングの際に味だけ確かめてワインを吐き出す容器)も用意されていますので、無理してすべて飲まなくても問題ありません。

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私が参加した回は、生徒さんたちから次々寄せられる質問で、時間を10分オーバー。活発な教室になりました。

テイスティング教室が開かれるデュクロ・ラ・カーヴは、450㎡の売り場面積を持ち、2500種類のワインを備えています。終わった後に、先生であるソムリエに相談して、自分の好みにあったワインを購入することもできます。

ワインテイスティング教室の申し込みはギャラリー・ラファイエットの公式サイトから。「地球の歩き方 パリ特派員ブログ」の読者向けに、ギャラリー・ラファイエットから割引コードをいただいたので、申し込み時はこちらも併せてご利用ください。

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公式サイトからの申し込み時に「ARUKIKATA」と入力すると料金が1割引になります。また、読者向けの割引コードは、ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店の他の講座(マカロン教室、ファッションショー、ノルマンディー料理教室)でも使えます(過去記事「日本語でお菓子作りを学べる!ギャラリー・ラファイエット「マカロン教室」に参加してみた【読者割引あり】」も参照)。

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ちなみにワインテイスティング教室は、できればフランス旅行中の早めの日程に入れるのが、おすすめです。最初に受講することで、その後のフランス旅行の楽しさが数段変わってきますよ。

【データ】

住所:40 Boulevard Haussmann 75009 Paris

営業時間(本館・紳士館):9時〜20時30分(日曜は11〜20時)

営業時間(グルメ・メゾン館):8時30分〜21時30分(日曜は11〜20時)

定休日:1月1日、5月1日、12月25日

最寄り駅:地下鉄7、9号線Chaussée d'Antin La Fayette

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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